パワー半導体は、電力変換・制御に特化した半導体デバイスです。IGBT、パワーMOSFET、SiC/GaN素子など、高耐圧・大電流特性を持つ製品群が含まれます。インバータ、コンバータ、整流器などに使用され、電動化社会を支える重要技術です。
主な応用分野として、電気自動車(EV)のインバータ、太陽光発電のパワーコンディショナー、鉄道車両の駆動システム、産業機器のモーター制御などがあります。数百V~数千Vの高電圧と、数十A~数百Aの大電流を効率的に制御することが求められます。
SiCやGaN素子は、シリコンパワー半導体と比較して、より高効率・高温動作が可能で、次世代パワーデバイスとして急速に普及しています。製造には厚膜エピタキシャル成長や高耐圧構造形成など、専用プロセスが必要です。