最終更新 2026-10-07

マスク検査とは

Mask Inspection
目次7項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. 設備の製造メーカー
  4. 関連する製品
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ
  7. 出典・参考資料

定義・解説

マスク検査は、フォトリソグラフィ工程で使用されるフォトマスク(レチクル)の欠陥を検出する検査工程です。フォトマスクは回路パターンの原版であり、マスク上の欠陥はウェハに転写されて多数のチップの不良原因となるため、極めて高い品質管理が要求されます。マスク検査は、マスク製造後の最終検査と、製造ライン使用中の定期検査の両方で実施されます。

マスク検査装置には、ダイ・ツー・データベース検査とダイ・ツー・ダイ検査の2つの主要な方式があります。ダイ・ツー・データベース検査は、設計データ(CADデータ)と実際のマスクパターンを比較して欠陥を検出します。この方式は、すべての欠陥を検出できる理論的に最も確実な方法ですが、検査時間が長くなります。ダイ・ツー・ダイ検査は、同一マスク上の複数の同一パターン(ダイ)を相互に比較して差異を検出する方法で、高速検査が可能です。

先端プロセスでは、マスクパターンの微細化とEUV技術の導入により、マスク検査の技術的難易度が増しています。特にEUVマスクは反射型であり、多層膜構造を持つため、従来の透過型マスクとは異なる検査技術が必要です。また、位相シフトマスクやOPC(光近接効果補正)が施されたマスクでは、単純なパターン比較では不十分で、実際のウェハ転写結果を予測する高度な検査アルゴリズムが求められています。

図解

マスク検査の方式(ダイ・ツー・ダイとダイ・ツー・データベース)の比較
マスク製造後の出荷検査と、使用中の定期検査の両方で行う。

設備の製造メーカー

この用語に関連する製品

型番は各社の公式製品ページで確認したものです。出典のリンクは各製品ページに載せています。

Teron™ 6xx シリーズKLA・マスク検査装置
Aera™ 6 Mask InspectionApplied Materials・マスク検査装置
MASK DR-SEM E5620アドバンテスト・マスク検査装置
ACTIS A300 シリーズレーザーテック・マスク検査装置
ACTIS A150レーザーテック・マスク検査装置
ACTIS A200HiT シリーズレーザーテック・マスク検査装置
MATRICS X9ULTRA シリーズレーザーテック・マスク検査装置
MATRICS X8ULTRA シリーズレーザーテック・マスク検査装置
MATRICS X810EX シリーズレーザーテック・マスク検査装置
MATRICS X712 シリーズレーザーテック・マスク検査装置
MAGICS M9750/M9751レーザーテック・マスク検査装置
MAGICS M9650/M9651レーザーテック・マスク検査装置

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比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. KLA「Teron™ 6xx シリーズ 製品ページ」(2026/10/07 確認)
  2. Applied Materials「Aera™ 6 Mask Inspection 製品ページ」(2026/10/07 確認)
  3. アドバンテスト「MASK DR-SEM E5620 製品ページ」(2026/10/07 確認)