半導体材料とは

Semiconductor Materials

最終更新:2026-10-07・材料・前工程装置|用語集のExcel・PDF版をダウンロード

定義・解説

半導体材料は、半導体デバイスの製造に使用される様々な材料の総称です。基板材料であるシリコンウェハをはじめ、薄膜形成用の成膜材料、パターニング用のフォトレジスト、エッチング用のガス、研磨用のCMPスラリー、洗浄用の薬液など、製造プロセスの各工程で多様な材料が使用されます。

主要な半導体材料カテゴリとして、以下があります。①基板材料:シリコンウェハ、化合物半導体基板(GaAs、SiCなど)、②成膜材料:各種ガス(シラン、アンモニア、タングステンヘキサフルオリドなど)、ターゲット材料(スパッタリング用金属)、ALD前駆体、③フォトレジストおよび関連薬品、④エッチングガス(フッ素系、塩素系など)、⑤CMPスラリーおよび研磨パッド、⑥洗浄薬液(硫酸、過酸化水素、フッ酸など)。

半導体材料の品質は、デバイスの性能、歩留まり、信頼性に直接影響を与えるため、極めて高い純度と安定性が要求されます。特に先端プロセスでは、ppb(10億分の1)レベルの不純物管理が必要とされることもあります。また、プロセスの微細化に伴い、新材料の開発も進んでおり、EUV用レジスト、High-k絶縁膜材料、低抵抗配線材料など、次世代デバイスに対応した材料技術の革新が続いています。

図解

半導体材料の前工程材料と後工程材料の区分
1つのチップを作るのに、数百種類の材料が使われる。

関連するデータ・ツール

データ半導体の原料・原材料一覧

この用語を扱う職種

事業・サプライチェーン半導体の購買・調達

関連カテゴリ

同じトピックの用語

CMOSイメージセンサー製造 のトピックで関連する用語です。

同じトピックの企業

ソニーセミコンダクタソリューションズ(Sony)日本Applied Materials米国東京エレクトロン(TEL)日本Lam Research米国浜松ホトニクス日本テレダインダルサ(Teledyne DALSA)カナダ

比較・違いを学ぶ

CMOSイメージセンサーとCCDの違い
デジタルカメラの普及を支えたのはCCDイメージセンサーでしたが、現在のスマートフォンや車載カメラに入っているのはほぼすべてCMOSイメージセンサー(CIS)です…
→
ハイブリッドボンディングとフリップチップボンディングの違い
どちらもダイとダイ、またはダイと基板を電気的に接続する実装技術ですが、接合メカニズムと達成できる接続密度が根本的に異なります。フリップチップははんだバンプ(直径…
→
2.5Dパッケージングと3D ICパッケージングの違い
ムーアの法則の鈍化に伴い、異なる機能のチップを高密度で組み合わせる「先進パッケージング」が半導体の性能向上の主戦場になっています。2.5D実装(CoWoS・In…
→
← 用語集に戻る用語集をExcel・PDFで使う →