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GLOSSARY

MOSFETとは

MOSFET
最終更新:2026-04-07

定義・解説

MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor:金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)は、現代の集積回路における基本スイッチング素子です。ゲート電極に印加する電圧によってドレイン-ソース間の電流をオン・オフ制御します。CPUやメモリ、スマートフォンのSoCには数十億個のMOSFETが集積されています。

構造はゲート酸化膜(SiO₂またはHigh-K誘電体)・ゲート電極・ソース・ドレイン・チャネルで構成されます。NチャネルMOSFET(NMOS)とPチャネルMOSFET(PMOS)を組み合わせたCMOS構成が、低消費電力なデジタル回路の標準です。ゲート酸化膜の極薄化(~1nm)により High-K/Metal Gate 材料への移行が進んでいます。

微細化に伴いゲート長が縮小するにつれ短チャネル効果が顕在化し、トランジスタ構造はプレーナー型からFinFET、さらにGAA(Gate-All-Around)へと進化しました。製造工程では、サイドウォールスペーサーの形成(エッチバック)・LDD(Lightly Doped Drain)構造・浅接合ソース/ドレインの形成が歩留まりと性能を左右する重要工程です。

関連用語

トランジスタとは →FinFETとは →GAA(Gate-All-Around)とは →エッチバックとは →シリコンウェハとは →集積回路とは →
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