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ALD装置メーカー5

ALD装置(Atomic Layer Deposition:原子層堆積)は、原子層単位で薄膜を精密成膜できる最先端の成膜装置です。前駆体ガスを交互に供給し自己制限的な表面反応を利用することで、1サイクルあたり0.1〜0.3nmの超薄膜を原子単位で制御します。ゲート絶縁膜(High-k誘電体)・バリアメタル・電荷蓄積膜など、3D構造の縦横無尽に対する完全均一成膜(コンフォーマル成膜)が最大の特徴で、3nmノード以下の先端プロセスに不可欠です。

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主要特徴

自己制限反応で1サイクル0.1〜0.3nmの原子単位制御
3D複雑構造への完全均一成膜(コンフォーマル性が最高)
High-k誘電体・バリアメタル・電荷蓄積膜に最適
3nm以下の先端ノードで不可欠なゲート形成技術
3D NAND・FinFET・GAAトランジスタで需要が急拡大

よくある質問

ALD装置とは何ですか?
ALD(Atomic Layer Deposition:原子層堆積)装置は、前駆体ガスを交互に供給する自己制限反応により、原子1層ずつ精密に薄膜を形成する成膜装置です。1サイクルあたり0.1〜0.3nmの超薄膜制御が可能です。
ALDはCVDとどう違いますか?
CVDは原料ガスを同時に供給して連続的に成膜するのに対し、ALDは前駆体を交互に供給する自己制限的な成膜です。ALDの方が膜厚均一性とコンフォーマル性(段差被覆性)が圧倒的に高く、超薄膜・3D構造成膜に最適です。
ALD装置はどのような半導体デバイスに使われますか?
主にゲート絶縁膜(High-k誘電体)、バリアメタル、3D NANDの電荷蓄積膜、FinFETおよびGAAトランジスタの形成に使用されます。3nm以下の先端ノードでは不可欠な技術です。

代表製品・スペック

製品写真
Applied Materials
Centura ALD

クラスター型プラットフォームに搭載されるALDモジュール。High-k絶縁膜・バリアメタルの成膜に広く採用されている。

対応ウェハ径300 mm
プロセス温度50 ~ 550 °C
主要成膜膜種HfO₂、Al₂O₃、TiN、TaN
膜厚精度±1% 以内(Åレベル制御)
スループット目安最大 25 WPH(構成による)
Applied Materials の企業情報を見る →
製品写真
東京エレクトロン(TEL)
TELINDY PLUS ALD

TELのクラスター型成膜装置プラットフォームに対応したALDモジュール。酸化膜・窒化膜・金属膜の原子層制御成膜が可能。

対応ウェハ径300 mm
プロセスモジュール数最大 4 チャンバー
主要成膜膜種SiO₂、SiN、TiN、その他金属膜
温度均一性±0.5 °C 以内
プラットフォームクラスター型(TELINDY シリーズ)
製品写真
Kokusai Electric(国際電気)
VERTEX(バッチ式ALD)

縦型バッチ炉型のALD装置。一度に多枚数のウェハを処理できる高スループット設計で、DRAM・NANDのHigh-k膜形成に実績が多い。

方式縦型バッチ式ALD
対応ウェハ径300 mm
バッチ処理枚数最大 150 枚/バッチ
主要用途DRAM・NAND向けHigh-k膜・窒化膜
温度範囲室温 ~ 900 °C

※ スペックは公開情報に基づく参考値です。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。

メーカー

5社の主要メーカー

Applied Materials米国

世界最大の半導体製造装置サプライヤー。成膜、除去、改質、分析の包括的な製品ポートフォリオで、ウェーハ製造の全工程をサポート。

成膜装置
CVDPVDALD
エッチング装置
エッチングシステム
CMP・イオン注入
CMP装置イオン注入装置
  • 世界最大の半導体製造装置サプライヤー
  • 成膜、除去、改質、分析の包括的な製品ポートフォリオ
東京エレクトロン(TEL)日本

世界第3位の半導体製造装置メーカー。塗布現像、成膜、エッチング装置で高いシェアを誇り、先端プロセスに不可欠な技術を提供。

塗布現像装置
CLEAN TRACK ACTCLEAN TRACK LITHIUS
エッチング装置
TactrasCertas
成膜装置
EpisodeTriase+TELINDY PLUS
  • コータ/デベロッパで世界トップクラスのシェア
  • 塗布、成膜、エッチング装置の総合ラインナップ
Kokusai Electric(国際電気)日本

バッチ式縦型CVD・熱処理装置の世界的リーダー。酸化・窒化・ALD成膜を高スループットで実現し、DRAM・NANDのゲート絶縁膜形成に不可欠。

バッチ式CVD装置
VERTEXTRIORA
熱処理装置
縦型拡散炉酸化炉
  • バッチ式縦型CVDで世界最高水準のスループット
  • バッチALD装置による高アスペクト比への均一成膜
ASMインターナショナルオランダ

ALD(原子層堆積)装置とエピタキシャル成長装置のグローバルリーダー。次世代ロジック・メモリプロセスに不可欠な高品質薄膜形成技術を提供。

ALD装置
Pulsar(熱ALD)Eagle(プラズマALD)Synapse(バッチALD)
エピタキシャル成長装置
Intrepid ES(SiGe/Si)EmerALD(III-V)
  • ALD装置で世界トップシェア。GAA・FinFET向けハイK/メタルゲートに必須
  • SiGe・III-Vエピタキシャル成長装置でも高い技術力
WONIK IPS韓国

ALD・CVD装置を中核に展開する韓国の半導体装置メーカー。3D NAND・FinFET向けの薄膜形成装置でサムスン・SKハイニックスに採用実績を持つ。

ALD装置
バッチALD(TERA)枚葉ALD
CVD装置
LPCVDPECVD
  • バッチ式ALD装置で韓国国内トップシェア。メモリ向け量産実績が豊富
  • 低圧CVD(LPCVD)・プラズマCVD(PECVD)も展開

関連カテゴリ

CVD装置
エピタキシャル成長装置
PVD装置

関連用語

ALD(原子層堆積)とは →CVD(化学気相成長)とは →PVD(物理気相成長)とは →ALD装置とは →エピタキシーとは →成膜とは →

比較・違いを学ぶ

CVDとPVDの違い(成膜プロセス比較)
CVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長)は気相の化学反応で薄膜を堆積し、PVD(Physical Vapor Depositi
ALDとCVDの違い(原子層成膜 vs 化学気相成膜)
CVD(Chemical Vapor Deposition)は反応ガスを同時供給して連続的に成膜するのに対し、ALD(Atomic Layer Depositi
PECVDとLPCVDの違い(プラズマCVD vs 熱CVD)
PECVDとLPCVDはどちらもCVD(化学気相成長)の一方式ですが、活性化エネルギーの源泉が根本的に異なります。PECVD(Plasma Enhanced C
ALDとPVDの違い(原子層成膜 vs スパッタ成膜)
ALD(Atomic Layer Deposition:原子層堆積)とPVD(Physical Vapor Deposition:物理気相成長)は、どちらも半導
MOCVDとMBEの違い(化合物半導体エピタキシー比較)
MOCVD(Metal-Organic Chemical Vapor Deposition:有機金属気相成長)はGaN LED・パワーHEMT・HBT・レーザー
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