最終更新 2026-10-07

DUV露光とは

DUV Lithography
目次8項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. 紛らわしい言葉の切り分け
  4. よくある質問
  5. 設備の製造メーカー
  6. 関連用語
  7. 比較・違いを学ぶ
  8. 出典・参考資料

定義・解説

DUV(Deep Ultraviolet)露光装置は、ArF(193nm)またはKrF(248nm)レーザーを光源とする露光装置です。液浸露光(Immersion)技術とマルチパターニングを組み合わせることで、7nmノード以降のプロセスでも使用されています。EUV装置よりも低コストで信頼性が高く、現在も量産の主力装置として広く使われています。

ASMLのTwinscan NXT、ニコンのNSR-S635Eなどが代表的な機種です。DUVとEUVを組み合わせたハイブリッド露光戦略が現在の先端ファブでは一般的です。

DUVはArF液浸(ArFi)とマルチパターニング(SADP/SAQP)を組み合わせることで、20nm以下の層にも対応できます。EUV導入後も、露光工程の大部分を占める非クリティカル層や、成熟ノードのロジック・アナログ・パワー半導体で主力として使われ続けています。

装置価格はEUVの数分の一で中古市場も豊富なため、コスト効率に優れます。ArF(193nm)とKrF(248nm)を層の要求精度に応じて使い分け、先端ファブではEUVと組み合わせたハイブリッド運用が一般的です。ASML・ニコン・キヤノンが主要メーカーです。

図解

DUV露光が量産の主力である理由(ArF液浸・コスト・EUVとのハイブリッド運用)
代表機種はASMLのTWINSCAN NXT、ニコンのNSRシリーズ。

紛らわしい言葉の切り分け

EUVとDUV。違いは光源の波長で、EUVは13.5nm、DUVは193nm(ArF)や248nm(KrF)です。EUVは1回の露光で微細なパターンを描けますが、真空と反射光学系が要ります。DUVは液浸やマルチパターニングと組み合わせて、広い世代をカバーします。 比較記事 →

よくある質問(FAQ)

DUV露光とは何ですか?
ArF(193nm)やKrF(248nm)のエキシマレーザーを光源とする深紫外線リソグラフィです。成熟ノードから先端の非クリティカル層まで幅広く使われる主力技術です。
DUVとEUVはどう使い分けますか?
微細な最先端層はEUV、それ以外の多くの層や成熟ノードはDUVが担います。DUVはマルチパターニングで微細化に対応しつつ、コスト効率に優れます。
DUV露光装置の主要メーカーは?
ASML、ニコン、キヤノンの3社が主要メーカーです。ArF液浸やKrF装置を製品化し、用途に応じて選択されます。

設備の製造メーカー

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カール・ツァイスSMT(Carl Zeiss SMT)ドイツコーニング・トロペル(Corning Tropel)米国

比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. ZEISS SMT「DUV lithography for chip manufacturing」(2026/10/07 確認)
  2. ASML「DUV lithography systems」(2026/10/07 確認)