最終更新 2026-10-19

白色LEDとは

White LED

白色LEDとは、白色光を得るための発光ダイオードで、最も一般的なのは青色LEDと黄色蛍光体を組み合わせ、両者の光を混ぜて白色を作る擬似白色方式です。青色LEDチップにはGaN(窒化ガリウム)系が使われます。照明・液晶バックライト・車載ヘッドランプに広く採用され、白熱電球や蛍光灯を置き換えました。

目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 関連用語
  5. 比較・違いを学ぶ
  6. 出典・参考資料

定義・解説

白色LEDとは、白色光を得るための発光ダイオードで、最も一般的な方式は青色LEDと黄色蛍光体を組み合わせ、両者の光を混ぜて白色を作る「擬似白色」方式です。青色LEDチップにはGaN(窒化ガリウム)系が使われます。

白色LEDは白熱電球や蛍光灯に比べて消費電力が小さく寿命が長いため、照明の主流となり、液晶ディスプレイのバックライト、車載ヘッドライト、スマートフォンのフラッシュなどに広く使われます。赤・緑・青の3色LEDを混色する高演色方式もあります。青色LEDの発明が白色LED実現の鍵でした。

最も普及している擬似白色方式は、青色LEDチップの上に黄色蛍光体を載せ、青色光と蛍光体が変換した黄色光を混ぜて白色を作ります。構造が簡単で安価ですが、赤色成分が不足しやすく演色性に課題があるため、赤色蛍光体を加えて改善した製品もあります。

より高演色を求める用途では、赤・緑・青の3色LEDを混色するRGB方式や、紫外LEDで複数の蛍光体を励起する方式も使われます。白色LEDは照明や液晶ディスプレイのバックライト、車載ヘッドライト、スマートフォンのフラッシュなど、現代の光源の中心です。

図解

白色LEDの作り方(青色LED+黄色蛍光体と、RGB3色LED)の比較
GaN系の青色LEDの実現が、白色LEDと省エネ照明を可能にした。

関連するデータ・ツール

計算・換算ツールLED 電流制限抵抗 計算ツール

よくある質問(FAQ)

白色LEDはどうやって白色を作りますか?
最も一般的なのは、青色LEDに黄色蛍光体を組み合わせ、青色光と黄色光を混ぜて白色にする擬似白色方式です。赤・緑・青の3色LEDを混色する方式もあります。
白色LEDの青色チップには何が使われますか?
GaN(窒化ガリウム)系の青色LEDチップが使われます。青色LEDの発明が、蛍光体と組み合わせた白色LEDの実現を可能にしました。
白色LEDは何に使われますか?
室内・屋外の照明、液晶ディスプレイのバックライト、車載ヘッドライト、スマートフォンのフラッシュなどに広く使われ、省電力・長寿命で照明の主流になっています。

デバイスの製造メーカー

ams OSRAMオーストリア

センサー・光半導体・LEDの世界的大手IDM。Austrian Micro Systems(ams)とOSRA…

関連する装置カテゴリ

同じトピックの用語

ディスクリート・光半導体 のトピックで関連する用語です。

同じトピックの企業

日亜化学工業日本ローム(ROHM)日本東芝日本浜松ホトニクス日本三菱電機(半導体)日本

比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. 東京エレクトロン nanotec museum「半導体用語集:白色LED」(2026/10/07 確認)