最終更新 2026-10-19

LEDとは(発光ダイオード)

Light-Emitting Diode (LED)

LED(発光ダイオード)とは、pn接合に順方向電流を流したとき、電子と正孔が再結合する際のエネルギーを光として放出するダイオードです。電気を直接光に変換するため効率が高く長寿命で、発光色は材料のバンドギャップで決まります。GaN系の青色LEDが実現したことで白色照明が可能になり、照明の主役となりました。

目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 関連用語
  5. 比較・違いを学ぶ
  6. 出典・参考資料

定義・解説

LED(発光ダイオード、Light-Emitting Diode)とは、pn接合に順方向電流を流すと、電子と正孔が再結合する際にそのエネルギーを光として放出するダイオードです。電気を直接光に変えるため発光効率が高く、長寿命で省電力なのが特徴です。

発光色はバンドギャップの大きさで決まり、赤はGaAsP、青や緑はGaN(窒化ガリウム)系が用いられます。1990年代の青色LED実用化により光の三原色が揃い、白色LED照明やフルカラーディスプレイが可能になりました。照明、ディスプレイ、車載、表示灯など用途は膨大です。

LEDの発光波長(色)は材料のバンドギャップで決まり、赤・橙はGaAsPやAlGaInP、緑・青はGaN(窒化ガリウム)系が使われます。長く実現困難だった青色LEDが1990年代に実用化されたことで光の三原色が揃い、白色LEDやフルカラー表示が可能になりました。

LEDは白熱電球より発光効率が高く長寿命で、消費電力を大幅に削減できるため、照明、ディスプレイのバックライト、車載灯火、信号機、植物育成など用途が急拡大しています。微細なLEDを敷き詰めたマイクロLEDディスプレイも次世代技術として開発が進んでいます。

図解

LED(発光ダイオード)が光る仕組み(順方向電圧・注入・再結合・発光)
電気を直接光に変えるため効率が高く、長寿命。

関連するデータ・ツール

計算・換算ツールLED 電流制限抵抗 計算ツール計算・換算ツールダイオード I–V 特性・順方向電圧 計算ツール

この用語を扱う職種

設計・デバイス開発光半導体・シリコンフォトニクスエンジニア

よくある質問(FAQ)

LED(発光ダイオード)とは何ですか?
pn接合に順方向電流を流すと、電子と正孔が再結合する際にエネルギーを光として放出するダイオードです。高効率・長寿命・省電力が特徴です。
LEDの色はどう決まりますか?
材料のバンドギャップの大きさで決まります。赤はGaAsP・AlGaInP、青や緑はGaN系が使われます。青色LEDの実用化で光の三原色が揃い、白色も作れるようになりました。
LEDはなぜ省エネなのですか?
電気を直接光に変換するため、熱として多くを失う白熱電球に比べて発光効率が高く、寿命も長いためです。照明やバックライトの消費電力を大幅に削減できます。

デバイスの製造メーカー

ams OSRAMオーストリア

センサー・光半導体・LEDの世界的大手IDM。Austrian Micro Systems(ams)とOSRA…

Wolfspeed米国

SiC(炭化ケイ素)パワーデバイスの世界最大手メーカー。EV・太陽光・産業用インバーター向けSiC MOSFE…

日亜化学工業日本

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出典・参考資料

  1. 東京エレクトロン nanotec museum「半導体用語集:発光ダイオード」(2026/10/07 確認)
  2. ローム TechWeb「LEDの種類」(2026/10/07 確認)