ツェナーダイオード(定電圧ダイオード)とは、逆方向に一定以上の電圧(ツェナー電圧/降伏電圧)を加えると急激に電流が流れ、電圧がほぼ一定に保たれる性質を利用したダイオードです。ツェナー降伏とアバランシェ降伏という2つの現象を利用します。
この定電圧特性を生かして、電源回路の基準電圧源、電圧安定化、サージや静電気からの保護回路などに広く使われます。降伏電圧は数V〜数百Vまで設計でき、用途に応じて選択されます。小型・安価で信頼性が高く、あらゆる電子機器に組み込まれています。
ツェナーダイオードは逆方向に使い、ツェナー電圧に達すると降伏現象で急に電流が流れますが、素子自体は壊れず、電圧をほぼ一定に保ちます。約5V以下ではツェナー降伏、それ以上ではアバランシェ降伏が主に働きます。
代表的な使い方は、抵抗と組み合わせた簡易な基準電圧源や電圧安定化回路、入力に過電圧やサージが加わったときに電圧を制限する保護回路です。小型・安価で扱いやすいため、電源回路をはじめ多くの電子機器に組み込まれています。