エッチング装置(Etching Equipment)
エッチング装置は、ウェハ上の薄膜から不要な部分を除去し、微細な回路パターンを形成する前工程の中核装置です。成膜装置で形成された薄膜に対し、露光装置で転写されたレジストパターンをマスクとして、化学的・物理的反応を用いて精密加工を行います。主にプラズマを用いたドライエッチングが主流で、対象材料に対する高い選択比と異方性(垂直加工性)が求められます。近年は3D NANDの深穴加工やマルチパターニング技術の普及に伴い、極めて高いアスペクト比の加工や原子レベルでの寸法制御(ALE)が不可欠となっています。パターニングの最終的な仕上がり形状を決定するため、デバイスの集積度と歩留まりに直結する重要な工程です。
重要ポイント
- ウェハ上の薄膜から不要部分を除去し、微細な回路パターンを形成
- 露光装置で形成したマスクパターンに忠実な垂直加工(異方性)を実現
- 3D構造化やマルチパターニングにより加工難易度と重要性が急上昇
- 成膜・露光装置と密接に連携し、主要なパターニング工程を構成