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ドライエッチング装置メーカー5

ドライエッチング装置(ドライエッチャー)は、プラズマや反応性ガスを用いてシリコン・酸化膜・金属薄膜などを気相中で精密除去する半導体前工程装置の一覧です。RIE(反応性イオンエッチング)・ICP(誘導結合プラズマ)・CCP(容量結合プラズマ)・ALE(原子層エッチング)の各方式と、Lam Research・Applied Materials・Tokyo Electronなど主要メーカーの製品を掲載しています。

メーカー 5関連カテゴリ 6

主要特徴

プラズマ生成した活性種で精密な異方性エッチングを実現
CCP・ICP・ECRなど複数のプラズマ方式を用途別に選択
原子層エッチング(ALE)で1原子層単位の超精密除去が可能
選択比制御によりターゲット層のみを選択的に除去
先端ロジック・メモリ双方の超微細パターニングに不可欠

よくある質問

ドライエッチング装置とは何ですか?
ドライエッチング装置とは、プラズマや反応性ガスを用いて、半導体ウェハ上の薄膜や基板材料を気相中で精密に除去する装置です。リソグラフィで転写したパターンをウェハに刻み込む「パターン転写」の中核工程を担います。ウェットエッチング(液相・薬液)に対してドライ(気相)で処理するため、垂直方向に強い異方性を持ち、微細パターン加工に不可欠です。
ドライエッチング装置の種類は何ですか?(RIE・ICP・CCP・ALE)
主な種類は①RIE(反応性イオンエッチング):最も標準的な方式、化学反応とイオン衝撃を組み合わせた異方性エッチング、②CCP(容量結合プラズマ):2枚の平行電極間でプラズマを生成、圧力・バイアス制御が容易、③ICP(誘導結合プラズマ):コイルで高密度プラズマを生成、高選択比・高エッチレートが特徴、④ALE(原子層エッチング):1原子層単位の超精密除去、2nm以下の先端ノードで必要性が増大、の4種類が代表的です。
ドライエッチングとウェットエッチングの違いは何ですか?
ドライエッチングは気相(プラズマ・反応性ガス)で異方性(垂直方向)に精密除去し、微細パターン転写に優れます。ウェットエッチングは薬液による液相処理で等方性(全方向に均一除去)のため微細パターンには不向きですが、大量処理・低コスト・犠牲層除去・洗浄前処理に適します。先端ロジック・メモリの主要エッチング工程はほぼドライエッチングが担います。
ICPとCCPの違いは何ですか?
ICP(誘導結合プラズマ)は外部コイルで高密度プラズマを生成し、高いエッチングレートと高選択比を実現します。FinFET・メモリの微細加工に多用されます。CCP(容量結合プラズマ)は2枚の平行電極間でプラズマを生成し、バイアス電力でイオンエネルギーを独立制御できます。酸化膜・ハードマスクエッチング(コンタクトホール等)に強みがあります。
ドライエッチング装置の主要メーカーはどこですか?
世界3大メーカーはLam Research(米・世界シェア約40%)、Applied Materials(米)、Tokyo Electron・東京エレクトロン(日)です。Lam Researchは3D NANDの超高アスペクト比エッチングで特に強く、Applied MaterialsはCCPエッチャーで、TELはTactrasシリーズで競合します。日本では日立ハイテクも特定分野で存在感を持ちます。
ALE(原子層エッチング)とは何ですか?
ALE(Atomic Layer Etching・原子層エッチング)とは、プラズマ反応を1原子層ずつ制御して精密除去する技術です。表面活性化ステップとイオン衝撃ステップを交互に繰り返すサイクル方式で、1サイクルで数Å〜1原子層分だけ除去します。ALDの逆プロセスとも言え、FinFET・GAA・2nm以下の先端ノードでの高精度ゲート・スペーサー加工に採用が拡大しています。
ウェットエッチングとドライエッチングの使い分けは?
ウェットエッチングは等方性(全方向に除去)で大量処理・低コストに向き、犠牲層除去や洗浄用途に適します。ドライエッチングは異方性(垂直方向選択性)に優れ、微細パターンの転写精度が求められる前工程フォトリソグラフィ後加工に用いられます。
ドライエッチング装置の選定ポイントは何ですか?
主な選定基準は①エッチング対象材料(シリコン/酸化膜/金属/窒化膜)、②要求する選択比と異方性、③プロセスノード(先端か成熟か)、④対応ウェハ径(300mm/200mm)、⑤スループット(WPH)、⑥ALE対応の有無、です。用途に合ったプラズマ方式(ICP/CCP)と装置メーカーを選定します。

代表製品・スペック

製品写真
Lam Research
Kiyo(コンダクタエッチング)

ロジック・メモリ向けコンダクタ(金属・シリコン)エッチングに特化。先端ノードの微細パターン形成に対応。

対応ウェハ径300 mm
プラズマ方式ICP(誘導結合型プラズマ)
スループット目安最大 30 WPH
主要用途FinFET・GAA向けゲート/コンタクト形成
チャンバー構成シングル/デュアルチャンバー対応
Lam Research の企業情報を見る →
製品写真
Applied Materials
Centris Sym3 Y

コンダクタ・ハードマスクエッチング向け。高い選択比とプロファイル制御を実現するCCPシステム。

対応ウェハ径300 mm
プラズマ方式CCP(容量結合型プラズマ)
主要用途タングステン・チタン系コンダクタエッチング
チャンバー構成ツインチャンバー(同時処理)
プロセス圧力2 ~ 500 mTorr
Applied Materials の企業情報を見る →
製品写真
東京エレクトロン(TEL)
Tactras(タクトラス)

TELの主力ドライエッチング装置。シリコン・金属・誘電体膜の高精度エッチングに対応するクラスター型システム。

対応ウェハ径300 mm
プラズマ方式CCP / ICP 両対応
チャンバー数最大 6 プロセスモジュール
主要用途ロジック・メモリの前工程エッチング全般
温度制御ウェハ裏面ガス冷却方式
製品写真
Plasma-Therm Japan
Versaline LL ICP

中小量産・研究開発向けICP型ドライエッチング装置。パワー半導体・MEMS・化合物半導体のエッチングにも対応。

対応ウェハ径最大 200 mm
プラズマ方式ICP(誘導結合型プラズマ)
主要用途SiC・GaN・MEMS向けエッチング
プロセス圧力1 ~ 100 mTorr
チャンバー構成シングルチャンバー
Plasma-Therm Japan の企業情報を見る →

※ スペックは公開情報に基づく参考値です。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。

メーカー

5社の主要メーカー

Lam Research米国

エッチング装置の世界的リーダー。約39%の市場シェアを持ち、原子層エッチング(ALE)技術で先端3Dチップアーキテクチャを支える。

エッチング装置
KiyoFlexVantexAkara
成膜装置
デポジションシステム
洗浄装置
ウェーハ洗浄装置
  • エッチング装置で世界シェア約39%のトップポジション
  • 原子層エッチング(ALE)技術における技術リーダーシップ
Applied Materials米国

世界最大の半導体製造装置サプライヤー。成膜、除去、改質、分析の包括的な製品ポートフォリオで、ウェーハ製造の全工程をサポート。

成膜装置
CVDPVDALD
エッチング装置
エッチングシステム
CMP・イオン注入
CMP装置イオン注入装置
  • 世界最大の半導体製造装置サプライヤー
  • 成膜、除去、改質、分析の包括的な製品ポートフォリオ
東京エレクトロン(TEL)日本

世界第3位の半導体製造装置メーカー。塗布現像、成膜、エッチング装置で高いシェアを誇り、先端プロセスに不可欠な技術を提供。

塗布現像装置
CLEAN TRACK ACTCLEAN TRACK LITHIUS
エッチング装置
TactrasCertas
成膜装置
EpisodeTriase+TELINDY PLUS
  • コータ/デベロッパで世界トップクラスのシェア
  • 塗布、成膜、エッチング装置の総合ラインナップ
Plasma-Therm Japan日本

化合物半導体・MEMS・先端パッケージング向けのドライエッチング・PECVD装置を専門とする米 Plasma-Therm の日本法人。R&D および中小量産向けで存在感。

ドライエッチング装置
Versaline ICPVersaline DSE
成膜装置
Versaline PECVD
  • 化合物半導体(GaN・SiC)・MEMS 向けドライエッチング専門
  • R&D および中小量産プラットフォームに強み
SPPテクノロジーズ日本

住友精密工業から分社した装置メーカー。シリコン深掘りエッチング装置(DRIE)とプラズマCVD装置を主力とし、MEMS・パワーデバイス・TSV形成など高アスペクト比加工の用途に強い。

エッチング装置
シリコン深掘りエッチング装置(DRIE)
成膜装置
プラズマCVD装置
  • シリコン深掘りエッチング(DRIE)の専業メーカー
  • MEMS・TSVなど高アスペクト比加工の実績

関連カテゴリ

材料別エッチャー
金属エッチャー
酸化膜エッチャー
ポリシリコンエッチャー
シリコンエッチャー
ウェットエッチング装置

関連用語

ドライエッチングとは →ウェットエッチングとは →エッチングとは →エッチバックとは →RIE(反応性イオンエッチング)とは →ALE(原子層エッチング)とは →

比較・違いを学ぶ

ドライエッチングとウェットエッチングの違い
ドライエッチングは真空プロセスでイオン・ラジカルを利用し、異方性エッチングがしやすいのが特長です。ウェットエッチングは液相で均一かつ高選択比な除去が可能な場合が
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