GLOSSARY

FET(電界効果トランジスタ)とは

Field-Effect Transistor (FET)
最終更新:2026-08-02製造プロセス

FET(電界効果トランジスタ)とは?

FET(電界効果トランジスタ)とは、ゲート電極に加えた電圧が作る電界によって、ソース・ドレイン間に流れる電流を制御する半導体素子です。電流ではなく電圧で駆動するためゲート電流がほとんど流れず消費電力が小さく、集積にも向くことから、MOSFETを中心に現代の集積回路の主役となっています。

定義・解説

FET(電界効果トランジスタ、Field-Effect Transistor)とは、ゲート電極に加えた電圧が作る電界によって、ソース・ドレイン間に流れる電流を制御する半導体素子です。電圧駆動で消費電力が小さく、現代の集積回路の主役となっています。

FETには絶縁ゲートのMOSFET、接合型のJFET、化合物半導体を使うHEMTなどがあります。電子または正孔の一方のみで動作するユニポーラ素子で、2種類のキャリアを使うバイポーラトランジスタと対比されます。MOSFETを微細化したFinFETやGAA(ゲートオールアラウンド)が最先端ロジックの中心です。

FETはゲート・ソース・ドレインの3端子を持ち、ゲート電圧でチャネルの導通を制御します。入力がほぼ電圧のみで駆動でき入力インピーダンスが高いため、消費電力が小さく大規模集積に向きます。これがバイポーラトランジスタとの大きな違いです。

FETの代表がMOSFETで、n型とp型を相補的に組み合わせたCMOSが現代のデジタルLSIの基本です。微細化に伴いプレーナ型からFinFET、さらにGAA(ゲートオールアラウンド)へと立体構造が進化しています。化合物半導体を使うHEMTは高周波・高出力用途で活躍します。

よくある質問(FAQ)

FET(電界効果トランジスタ)とは何ですか?
ゲート電極に加えた電圧が作る電界で、ソース・ドレイン間の電流を制御する半導体素子です。電圧駆動で消費電力が小さく、現代の集積回路の中心です。
FETにはどんな種類がありますか?
絶縁ゲートのMOSFET、接合型のJFET、化合物半導体のヘテロ接合を使うHEMTなどがあります。MOSFETを微細化したFinFETやGAAが最先端ロジックで使われます。
FETとバイポーラトランジスタの違いは何ですか?
FETは電圧で制御する電圧駆動・ユニポーラ(1種類のキャリア)素子で低消費電力・高集積向き、バイポーラは電流駆動・2種類のキャリアを使う素子で高周波・アナログ向きです。

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