ファブ運営・インフラ
設備保全・製造オペレーター
最終更新:2026-08-30
この職種は何をするのか
設備保全・製造オペレーターは、量産ファブのラインで装置を実際に動かし、ウェハを工程順に流し切る職種です。搬送システム(AMHS)やストッカーを含むライン全体の稼働を維持し、定期保全、消耗品交換、アラームの一次対応を担当します。ファブは24時間止まらないため、交替勤務が基本になる職種です。
仕事内容
ロットの投入と工程進行の管理
生産計画に沿ってロットを各工程へ流し、遅れが出ている工程を優先的に処理します。仕掛りの偏りを解消してサイクルタイムを守るのが日々の目標です。
アラームの一次対応
装置が停止したとき、まず現場で切り分けます。オペレーターで戻せる範囲か、装置エンジニアを呼ぶべきかの判断がラインの停止時間を左右します。
定期保全(PM)の実施
計画された保全作業を手順どおりに実施し、部品を交換して装置を規定状態に戻します。作業品質のばらつきがそのままプロセス変動になるため、標準化が重視されます。
搬送・ストッカーの運用
OHTやストッカーの詰まりは工程単体でなくライン全体を止めます。搬送の異常監視と復旧もこの職種が最初に動く領域です。
担当する工程・装置
必要になる知識・用語
主な企業
関連する技術比較
よくある質問
交替勤務は必須ですか?
量産ファブでは基本的に必須です。装置を24時間動かし続けることが投資回収の前提になっているため、2交替または3交替のシフトが組まれます。
キャリアはどう広がりますか?
装置の挙動を体で知っている強みがあるため、装置エンジニアや保全のリーダー職へ進む道が一般的です。特定装置の保全に精通すると装置メーカー側へ移る人もいます。
クリーンルームでの作業はきついですか?
防塵服の着用と立ち作業が中心で、飲食も限られます。一方で温湿度は年間を通して一定に保たれており、外気環境に左右されないという面もあります。