装置・材料メーカー
フィールドサービスエンジニア(FSE / CE)
最終更新:2026-08-30
この職種は何をするのか
フィールドサービスエンジニア(FSE、カスタマーエンジニアとも)は、装置メーカーに所属して顧客のファブに常駐・訪問し、自社装置の据付・保守・修理を担当する職種です。装置の中身をもっとも深く触る立場であり、同時に顧客のプロセス担当者と直接やりとりする窓口でもあります。顧客ファブが海外にあるため、出張や駐在の機会が多いのも特徴です。
仕事内容
据付と受入検査
顧客ファブへ装置を搬入し、ユーティリティを接続して立ち上げ、契約した性能が出ることを顧客立ち会いで確認します。ここを通らないと検収が下りません。
定期保守と部品交換
保守契約に基づいて計画的に部品を交換し、装置の性能を維持します。顧客の生産計画に合わせて作業枠を確保する調整も仕事のうちです。
緊急対応(ダウンコール)
装置停止の連絡を受けて現場へ入り、復旧させます。手元の情報だけで切り分ける必要があるため、症状から当たりを付ける経験値がそのまま実力になります。
顧客への報告と本社へのエスカレーション
原因と対策を顧客に説明し、設計に起因する問題は本社の開発部門へ上げます。現場で得た不具合情報が製品改良の起点になります。
担当する工程・装置
必要になる知識・用語
主な企業
関連する技術比較
よくある質問
装置エンジニアとの違いは何ですか?
所属が違います。フィールドサービスは装置メーカー側から顧客ファブへ出向いて作業し、装置エンジニアはデバイスメーカー側で自社の装置群を見ます。同じ装置を、売る側と使う側から見る関係です。
海外勤務はどのくらいありますか?
顧客ファブの所在地次第です。台湾・韓国・中国・米国・シンガポールに大型ファブが集中しているため、担当顧客によっては長期駐在になります。語学が実務に直結する数少ない技術職です。
未経験から入れますか?
入れます。機械・電気の基礎があれば、入社後に自社装置の研修を受けて現場に出るのが一般的な流れです。装置の構造を体で覚えられるため、後に開発やアプリケーションへ移る人もいます。