最終更新 2026-10-19

DDR4メモリとは

DDR4 SDRAM
目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. 紛らわしい言葉の切り分け
  4. 関連用語
  5. 比較・違いを学ぶ
  6. 出典・参考資料

定義・解説

DDR4(Double Data Rate 4)は、JEDECが2012年に標準化した第4世代DDR SDRAMメモリ規格です。2014年ごろから量産が本格化し、2010年代後半〜2020年代前半にかけてパソコン・サーバーの主流メモリとして広く普及しました。動作電圧1.2V(DDR3の1.5Vから低減)・最大転送速度3200MT/s(DDR3の2133MT/sから向上)・バンク数16(DDR3の8から倍増)が主な改善点で、性能・電力効率・容量の3軸でDDR3を大幅に上回ります。

DDR4はDIMMモジュール形態として、サーバー向けRDIMM(最大128GB/枚)・LRDIMM(Load-Reduced DIMM)、PC向けUDIMM(Unbuffered DIMM)、ノートPC向けSO-DIMMなど多様なバリアントを持ちます。ECC(Error Correcting Code)機能を標準サポートし、データセンター・ミッションクリティカルシステムでの信頼性も確保しています。2024年現在もエンタープライズサーバー・工業用・組み込み用途では広く現役で使用されています。

製造はSamsung Electronics・SK Hynix・Micronが担い、17〜15nmクラスのDRAMプロセスで生産されます。DDR5への移行は進んでいますが、DDR4対応システムの置き換えコストが高いため、エンタープライズ・組み込み市場での完全移行には数年かかる見込みです。DDR4とDDR5の詳細な比較はddr4-vs-ddr5の比較記事を、DRAMの基礎はdram-vs-sramの記事を参照してください。モバイル向けの省電力版はLPDDR4として展開されています。

図解

DDR4とDDR5メモリの比較(標準化年・電圧・転送速度・互換性)
DDR4は2010年代後半から2020年代前半のPC・サーバーの主流だった。

紛らわしい言葉の切り分け

DDR4とDDR5。世代の違いで、DDR5は転送速度とモジュールの容量が上がり、電圧は1.2Vから1.1Vに下がりました。ソケットの形が違うため、互いに差し替えることはできません。 比較記事 →

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比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. JEDEC「DDR4 SDRAM STANDARD」(2026/10/10 確認)