DSC-60 Plus シリーズとは
DSC-60 Plus シリーズは、島津製作所の示差走査熱量計(DSC)です。試料と基準物質を同じ条件で加熱・冷却し、その間の熱の出入りの差を測ることで、融解、ガラス転移、硬化反応などを調べます。
測定温度範囲は -140〜600°C、熱量の測定範囲は ±150mW です。測定温度の全範囲で安定したベースラインを実現し、DSC として最高レベルの感度を持つとしています。液体窒素冷却槽を標準で装備し、室温以下の測定も標準品で可能です。
試料セット温度機能で素早く試料を交換でき、テンプレート機能で自動解析、昇降温データも簡単に解析できます。電子記録・電子署名(ER/ES)規制に対応し、消費電力を 20% 以上、液体の消費量を 30% 以上減らしました。高分子材料、医薬品、食品の研究開発と品質管理で材料特性の評価に使われ、半導体分野では封止樹脂などの評価に使われます。
主な特長
- •-140〜600°C、±150mW
- •全温度範囲で安定したベースライン・高感度
- •液体窒素冷却槽を標準装備
- •ER/ES 規制対応、消費電力 20% 以上削減
主な仕様
| 分析手法 | DSC(示差走査熱量測定) |
|---|---|
| シリーズ構成 | DSC-60 Plus/DSC-60A Plus(オートサンプラ付き) |
| 特徴 | −140 ~ 600 ℃・ノイズレベル 0.5 µW 以下 |
| 主要用途 | 高分子材料のガラス転移・融解・比熱測定 |
※ メーカーの公開情報に基づく参考値です。構成・オプションにより異なります。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
スペック比較
複数の機種が掲載している項目を並べています。
| 項目 | 日立ハイテクNEXTA® STA200 | 島津製作所DSC-60 Plus シリーズ | リガク(Rigaku)Thermo plus EVO2 TG-DTA シリーズ |
|---|---|---|---|
| 分析手法 | TG/DTA・TG/DSC 同時測定 | DSC(示差走査熱量測定) | TG-DTA 同時測定(水平差動三重コイル天秤) |
| シリーズ構成 | STA200/STA200RV(試料観察)/STA300 | DSC-60 Plus/DSC-60A Plus(オートサンプラ付き) | TG-DTA シリーズ/試料観察 TG-DTA8121 |
| 特徴 | 最高 1,500 ℃ までの相転移評価 | −140 ~ 600 ℃・ノイズレベル 0.5 µW 以下 | 室温 ~ 1,500 ℃ |
| 主要用途 | 材料の熱分解・相転移評価 | 高分子材料のガラス転移・融解・比熱測定 | 材料の重量変化・熱挙動の評価 |
※ スペックは各メーカーの公開情報に基づく参考値です。メーカーが公表していない項目は「—」としています。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
主な用途
- •封止樹脂・高分子材料の熱特性評価
- •材料の品質管理
掲載カテゴリ
DSC-60 Plus シリーズは次の装置カテゴリで他社製品と並べて掲載しています。
メーカー
島津製作所
分析・計測機器の国内大手メーカー。質量分析装置・表面分析装置・X線分析装置を中心に、半導体材料評価から医療機器まで幅広い分析技術を展開する。
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関連用語
出典・確認した公開情報
最終確認日:2026-10-06