ICPMS-2050とは
ICPMS-2050 は、島津製作所の ICP 質量分析計(ICP-MS)です。誘導結合プラズマで試料をイオン化し、質量分析で微量元素を測定します。半導体の分野では、薬液や超純水、ウェーハ表面の金属汚染といった極微量の不純物分析に使われます。
進化した独自のミニトーチシステムで、環境負荷と分析性能を両立しています。新開発のコリジョン・リアクションセルと高性能の四重極マスフィルターを備えます。
セルガスの高速切り替えや特別な機能で、追加オプションなしに測定時間を短縮できます。試料測定中に導入系を洗浄するプレリンス機能、洗浄を自動で最適化するエクステンデッドリンス、プラズマ点灯後の無人運転を可能にするソリューション切替バルブ、設置後すぐに分析を始められるプリセットメソッドなど、オペレーターの操作を最小限にする設計です。iF デザイン賞 2024 とレッドドット・デザイン賞 2024 を受賞しています。
主な特長
- •独自のミニトーチシステム
- •新開発のコリジョン・リアクションセル
- •高速セルガス切替・プレリンスによる測定時間短縮
- •プリセットメソッドと無人運転
主な仕様
| 分析手法 | ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析) |
|---|---|
| 分析対象 | 液体中の微量無機元素 |
| 特徴 | 独自トーチで従来機比約 2 倍の感度・Ar 消費量約 2/3 |
| 主要用途 | 薬液・超純水中の金属不純物分析 |
※ メーカーの公開情報に基づく参考値です。構成・オプションにより異なります。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
スペック比較
複数の機種が掲載している項目を並べています。
| 項目 | アルバック・ファイPHI nanoTOF 3+ | 島津製作所ICPMS-2050 |
|---|---|---|
| 分析手法 | TOF-SIMS(飛行時間型二次イオン質量分析) | ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析) |
| 分析対象 | 表面の有機・無機汚染(微小部) | 液体中の微量無機元素 |
| 特徴 | 空間分解能 50 nm(高空間分解能モード)・全自動分析 | 独自トーチで従来機比約 2 倍の感度・Ar 消費量約 2/3 |
| 主要用途 | 半導体・電池材料の表面汚染・組成分析 | 薬液・超純水中の金属不純物分析 |
※ スペックは各メーカーの公開情報に基づく参考値です。メーカーが公表していない項目は「—」としています。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
主な用途
- •半導体用薬液・超純水の微量金属分析
- •環境・食品・産業分野の微量元素分析
掲載カテゴリ
ICPMS-2050は次の装置カテゴリで他社製品と並べて掲載しています。
メーカー
島津製作所
分析・計測機器の国内大手メーカー。質量分析装置・表面分析装置・X線分析装置を中心に、半導体材料評価から医療機器まで幅広い分析技術を展開する。
異物・汚染分析装置のほかの製品
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関連用語
出典・確認した公開情報
最終確認日:2026-10-06