最終更新 2026-10-10

フラックスとは(はんだ付け用)

Solder Flux
目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. 関連する製品
  4. 関連用語
  5. 比較・違いを学ぶ
  6. 出典・参考資料

定義・解説

フラックス(Flux)は、はんだ付け・リフロー工程において、金属表面の酸化膜を化学的に除去し、はんだの濡れ性を高めて確実な接合を実現するための補助材料である。C4バンプ・BGAはんだボール・SMT実装など、はんだを介するあらゆる半導体・電子部品実装工程で使用される。

フラックスにはロジン系・水溶性系・無洗浄(No-Clean)系などの種類があり、リフロー後の残渣が電気的信頼性やその後の工程(アンダーフィル充填等)に影響を与えないよう、洗浄の要否や残渣特性に応じて使い分けられる。先端パッケージングでは、微細ピッチのはんだバンプに対応した低残渣・高活性のフラックスが求められる。

フラックス残渣の洗浄が不十分だと、腐食やアンダーフィル樹脂の密着不良(ボイド発生)の原因となるため、フラックス選定とリフロー後の洗浄プロセスの設計が接合信頼性を大きく左右する。

主要材料メーカーには千住金属工業・Alpha Assembly Solutions(MacDermid Alpha)などがあり、鉛フリーはんだへの移行とともに、低温リフロー対応・低ボイド性を両立するフラックス開発が進んでいる。

図解

フラックス(はんだ付け用)の働きの流れ
C4バンプ・はんだボール・表面実装など、はんだを使うあらゆる工程で使う。

この用語に関連する製品

型番は各社の公式製品ページで確認したものです。出典のリンクは各製品ページに載せています。

1936MK5-FHeller Industries・リフロー炉

デバイスの製造メーカー

千住金属工業日本

はんだ材料の国内最大手メーカー。鉛フリーはんだ・フラックス・BGAはんだボールなど、半導体パッケージング全般で…

アルファ・アセンブリー・ソリューションズ(MacDermid Alpha)米国

MacDermid Alpha傘下の電子材料メーカー。はんだペースト・銀焼結材料(ダイアタッチ用)・フラックス…

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比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. 千住金属工業「半導体組み立て用フラックス」(2026/10/10 確認)
  2. The Japan Institute of Electronics Packaging「The Task of Soldering Flux in SMT(HYBRIDS 8巻2号)」(2026/10/10 確認)