最終更新 2026-10-09

QFPとは(クアッドフラットパッケージ)

Quad Flat Package
目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. 関連する製品
  4. 関連用語
  5. 比較・違いを学ぶ
  6. 出典・参考資料

定義・解説

QFP(Quad Flat Package)とは、パッケージの四辺からリード(外部接続端子)を放射状に突き出した表面実装型パッケージの総称である。BGA・QFNのようにパッケージ底面を端子として使う方式が普及する以前から、マイコン・ロジックIC・アナログICなど幅広い用途で使われてきた最も基本的なリードフレーム系パッケージであり、リード形状はガルウィング(かもめ翼)状に成形される。

リードピッチ(端子間隔)によって標準QFP、薄型のLQFP(Low-profile QFP、厚さ1.4mm程度)、さらに薄いTQFPなどに分類され、ピン数はおおむね32〜304ピン程度まで対応する。リードがパッケージ外周に露出するため目視・光学検査がしやすい一方、ピッチが0.3mm台まで狭くなるとリードの曲がり(コプラナリティ不良)が実装歩留まりを左右する。

製造はリードフレームに複数個取りでダイをダイボンディングし、ワイヤボンディングでダイとリードを接続した後、エポキシモールド樹脂で封止し、最後にリードを個別に切り離してガルウィング状に成形(トリム・フォーム)する工程で行われる。

BGA・QFNへの置き換えが進む高ピン数・高密度用途を除けば、車載・産業機器・民生機器向けマイコンやアナログICでは低コスト・高信頼性の観点から根強い需要がある。

図解

QFP(クアッドフラットパッケージ)とQFNの比較
QFPには薄型のLQFP・TQFPなどの派生がある。

この用語に関連する製品

型番は各社の公式製品ページで確認したものです。出典のリンクは各製品ページに載せています。

QFN/QFP リードフレーム三井ハイテック・リードフレーム
QFN/QFP・TSOP リードフレーム新光電気工業・リードフレーム
ICOS™ T3/T7KLA・最終テスト装置
M4841アドバンテスト・テストハンドラ

デバイスの製造メーカー

ASE Technology Holding台湾

世界最大のOSAT(後工程受託製造)企業。パッケージング・テスト・モジュール実装を一貫提供。SiP(Syste…

Amkor Technology米国

世界第2位のOSAT企業。先進パッケージング(Fan-Out・3D IC・SiP)と半導体テストサービスを提供…

関連する装置カテゴリ

同じトピックの用語

パッケージング のトピックで関連する用語です。

同じトピックの企業

DISCO日本Kulicke & Soffa米国ASMPT香港新川日本Besiオランダカイジョー日本

比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. 三井ハイテック「QFN/QFP リードフレーム 製品ページ」(2026/10/07 確認)
  2. 新光電気工業「QFN/QFP・TSOP リードフレーム 製品ページ」(2026/10/07 確認)
  3. KLA「ICOS™ T3/T7 製品ページ」(2026/10/07 確認)