GLOSSARY

OCD(光学的臨界寸法計測)とは

Optical Critical Dimension
最終更新:2026-05-27計測装置

定義・解説

OCD(Optical Critical Dimension:光学的臨界寸法計測)は、回折格子状のパターン(スキャトロメトリーターゲット)に光を照射し、回折スペクトルの角度・波長依存性を解析してパターンの3次元形状(CD・側壁角度・フィルム厚)を非破壊で計測する手法です。CD-SEMがパターン上面を観察するのに対し、OCDは断面形状を含む3次元プロファイルを一度に取得できる点が大きな特長です。

OCD計測の原理は、周期パターンへの光照射により生じる回折光の偏光・強度スペクトルが、パターン形状・寸法に固有に依存することを利用します。実測スペクトルとライブラリ(事前に計算したシミュレーションスペクトル集)または機械学習モデルを照合し、最も一致する形状パラメータを逆推定(インバースモデリング)します。測定速度(数秒/点)・繰り返し精度(σ<0.1nm)が優れており、量産ラインの高頻度インライン計測に適しています。

FinFET・GAA構造の3次元形状評価、EUVリソグラフィ後の微細パターン(ピッチ16nm以下)の管理、多層CMPの膜厚スタック計測など、先端ノードで多用途に使われます。OCD計測データはAPC(先進プロセス制御)システムと統合され、露光・エッチング・CMP工程へのフィードバックに活用されます。主要装置メーカーはKLA(SpectraShape系)、Onto Innovation(Nova ONOX)、Novaなどで、KLAが市場をリードしています。

設備の製造メーカー

KLA米国

半導体検査・計測装置の世界的リーダー。AI駆動の欠陥検出と先進データ分析により、歩留まり向上とプロセス開発を加…

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日立ハイテク日本

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