最終更新 2026-10-19

バーチャルメトロロジーとは

Virtual Metrology
目次7項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. 設備の製造メーカー
  4. 関連する製品
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ
  7. 出典・参考資料

定義・解説

バーチャルメトロロジー(Virtual Metrology:VM)は、インラインでの実際の物理計測(CD-SEM・エリプソメーターなど)を行う代わりに、装置のプロセスデータ(ガス流量・チャンバー圧力・RF電力・温度・終点検出信号など)から機械学習モデルを用いて品質パラメータ(CD・膜厚・エッチング深さなど)を予測する技術です。計測時間・コストを大幅に削減しながらウェハ全数の品質モニタリングを実現します。

バーチャルメトロロジーの構築には、まず実計測データとプロセスデータの相関学習が必要です。回帰モデル(PLS:部分最小二乗法)・ニューラルネットワーク・ガウス過程回帰など様々なモデルが用いられます。VMモデルの精度(予測誤差)は実計測によって定期的に検証・更新(モデルドリフト補正)されます。APCのR2R制御と統合することで、計測なしにプロセスパラメータを自動補正するフルループ制御も実用化されています。

EUVレジストの消費量削減(計測用ウェハを減らす)・スループット向上・計測ボトルネック解消など、先端ファブでの導入メリットは大きく、3nm以降の量産ラインでの採用が急増しています。PDF Solutions(Exensio VM)・Applied Materials(Sextant)・KLA・東京エレクトロンなどがVMソリューションを提供しており、AI基盤の高度化とともに予測精度が向上しています。

図解

バーチャルメトロロジー(仮想計測)の仕組み(データ収集・実測・学習・予測・APC)
計測の時間とコストを減らしつつ、全数を見張るための技術。

この用語を扱う職種

前工程(ウェハプロセス)プロセスエンジニア(半導体前工程)前工程(ウェハプロセス)歩留まりエンジニア(YE)前工程(ウェハプロセス)検査・計測エンジニア(メトロロジー)ファブ運営・インフラCIMエンジニア(スマートファブ)装置・材料メーカー装置制御ソフトウェアエンジニアファブ運営・インフラファブのデータサイエンティスト

設備の製造メーカー

この用語に関連する製品

型番は各社の公式製品ページで確認したものです。出典のリンクは各製品ページに載せています。

Exensio® Analytics PlatformPDF Solutions・品質・歩留まり管理システム(YMS)

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比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. PDF Solutions「Exensio® Analytics Platform 製品ページ」(2026/10/07 確認)