GLOSSARY

バーチャルメトロロジーとは

Virtual Metrology
最終更新:2026-05-27計測装置

定義・解説

バーチャルメトロロジー(Virtual Metrology:VM)は、インラインでの実際の物理計測(CD-SEM・エリプソメーターなど)を行う代わりに、装置のプロセスデータ(ガス流量・チャンバー圧力・RF電力・温度・終点検出信号など)から機械学習モデルを用いて品質パラメータ(CD・膜厚・エッチング深さなど)を予測する技術です。計測時間・コストを大幅に削減しながらウェハ全数の品質モニタリングを実現します。

バーチャルメトロロジーの構築には、まず実計測データとプロセスデータの相関学習が必要です。回帰モデル(PLS:部分最小二乗法)・ニューラルネットワーク・ガウス過程回帰など様々なモデルが用いられます。VMモデルの精度(予測誤差)は実計測によって定期的に検証・更新(モデルドリフト補正)されます。APCのR2R制御と統合することで、計測なしにプロセスパラメータを自動補正するフルループ制御も実用化されています。

EUVレジストの消費量削減(計測用ウェハを減らす)・スループット向上・計測ボトルネック解消など、先端ファブでの導入メリットは大きく、3nm以降の量産ラインでの採用が急増しています。PDF Solutions(Exensio VM)・Applied Materials(Sextant)・KLA・東京エレクトロンなどがVMソリューションを提供しており、AI基盤の高度化とともに予測精度が向上しています。

この用語を扱う職種

前工程(ウェハプロセス)プロセスエンジニア(半導体前工程)前工程(ウェハプロセス)歩留まりエンジニア(YE)前工程(ウェハプロセス)検査・計測エンジニア(メトロロジー)

設備の製造メーカー

KLA米国

半導体検査・計測装置の世界的リーダー。AI駆動の欠陥検出と先進データ分析により、歩留まり向上とプロセス開発を加…

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Applied Materials米国

世界最大の半導体製造装置サプライヤー。成膜、除去、改質、分析の包括的な製品ポートフォリオで、ウェーハ製造の全工…

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