1936MK5-F(フォーミック酸リフロー炉)
ギ酸(フォーミック酸)の蒸気で酸化膜を還元する、連続インライン式のフラックスレスリフロー炉。真空オプションあり。
1936MK5-Fとは
1936MK5-F は、Heller Industries のフォーミック酸(ギ酸)リフロー炉です。通常のリフロー炉と同じように基板を連続で流しながら、主に均熱ゾーンへギ酸の蒸気を注入し、溶融前に金属表面の酸化膜を取り除いてから接合します。フラックスを使わないため、フラックス残渣の洗浄が要りません。
ギ酸の濃度はバブラー方式で供給し、リアルタイムで監視・記録します。Heller によるとバブラーは濃度を 0.5% 以内で安定させ、炉の入口と出口を二重扉にした Formic Gate によって、窒素とギ酸の消費量を抑えます。
SEMI S2/S8 の安全規格(有毒ガスを含む)に適合し、クラス 100 までのクリーンルーム対応オプションを用意しています。ボイドの少ない接合が必要な用途向けに、リフローゾーンに真空チャンバーを設けるオプションもあります。
主な特長
- •ギ酸還元によるフラックスレスの連続インラインリフロー
- •Formic Gate による窒素・ギ酸の消費量低減
- •SEMI S2/S8 適合、クラス 100 クリーンルーム対応オプション
- •真空オプションでボイドを低減
主な仕様
| 方式 | フォーミック酸還元のフラックスレスリフロー(連続インライン) |
|---|---|
| 安全規格 | SEMI S2/S8 |
| クリーンルーム | クラス 100 対応オプション |
| オプション | リフローゾーンの真空チャンバー |
※ メーカーの公開情報に基づく参考値です。構成・オプションにより異なります。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
主な用途
- •フリップチップ・バンプのフラックスレス接合
- •パワーデバイス・先端パッケージの低ボイド接合
掲載カテゴリ
1936MK5-Fは次の装置カテゴリで他社製品と並べて掲載しています。
メーカー
Heller Industries
米国ニュージャージー州のリフロー炉・キュア炉メーカー。SMT 実装向けの対流式リフロー炉に加え、半導体の先端パッケージングとパワーデバイス実装向けに、フォーミック酸を使うフラックスレスリフロー炉、真空リフロー炉、加圧キュア炉を供給する。
関連用語
出典・確認した公開情報
最終確認日:2026-10-19