検収とは、買い手が納品された物を受け取ったときに、注文どおりの物か、数量や品質が契約の内容に合っているかを検査し、受け入れを確定させることです。半導体製造装置では、据え付けと立ち上げのあとに、仕様で約束した性能が出ているかを確かめる受け入れ試験を行い、その結果をもって検収とすることが多くあります。
会社どうしの売買では、商法により、買主は受け取った物を遅滞なく検査しなければならず、検査で契約の内容に合わない点を見つけたときは、直ちに売主へ通知しなければ、修理や代金の減額などを求められなくなると定められています(第526条)。直ちに見つけられない不適合についても、6か月以内に発見して通知する必要があります。
中古装置では、新品以上に検収の重要性が高くなります。どの項目をどの条件で確認すれば合格とするか、不具合が見つかった場合に誰が費用を負担するかを、契約の段階で決めておくことで、引き渡し後のトラブルを防げます。