用語製造プロセス中古装置最終更新 2026-10-07Excel・PDF版

成熟ノード(レガシープロセス)とは

Mature Node

成熟ノードとは、量産技術がすでに確立した世代の半導体プロセスのことで、一般に28nm以上を指し、レガシープロセスとも呼ばれます。マイコン・電源IC・アナログ・パワー半導体など自動車や産業機器向けの製品の多くがこの世代で作られ、2021年前後の車載半導体不足の中心にもなりました。

目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ

定義・解説

成熟ノード(Mature Node)とは、最先端ではなく、すでに量産技術が確立した世代の半導体プロセスのこと。明確な定義はないが、一般には28nm以上の世代を指すことが多く、レガシープロセス、レガシーノードとも呼ばれる。

成熟ノードで作られるのは、マイコン、電源IC、アナログIC、ディスプレイドライバ、イメージセンサ、パワー半導体、各種センサーなどで、自動車・産業機器・家電に大量に使われる。微細化による性能向上よりも、コスト、長期にわたる安定供給、高温・高電圧への耐性が重視される。

製造には、先端ノードのようなEUV露光装置は使わず、KrF・ArF・i線の露光装置など、確立した技術の装置が中心になる。200mmのラインも多く、設備の調達では中古装置や装置メーカーの再生品の比重が大きい。

2021年前後の半導体不足では、成熟ノードで作る車載マイコンなどが足りなくなり、自動車の減産につながった。その後は中国メーカーを中心に成熟ノードの生産能力が大きく増強され、価格競争や、各国の輸出管理・通商政策の論点になっている。

図解

成熟ノード(レガシープロセス)で作られる製品(マイコン・電源IC・パワー・ドライバ)
設備の償却が進み安く作れるが、需要に合わせて増やしにくい面もある。

この用語を扱う職種

事業・サプライチェーン中古半導体装置の営業

よくある質問(FAQ)

成熟ノードは何nm以上を指しますか?
明確な定義はありませんが、一般には28nm以上の世代を指すことが多いです。文脈によっては40nmや65nm以上を指すこともあり、最先端から数世代前の確立した技術という意味で使われます。
成熟ノードの半導体はなぜ重要なのですか?
マイコン・電源IC・アナログIC・パワー半導体など、自動車や産業機器に欠かせない部品の多くが成熟ノードで作られているためです。2021年前後の半導体不足では、これらの不足が自動車の減産につながりました。

設備の製造メーカー

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