Hermes Microvision(HMI)/電子線(EB)検査装置

HMI eScan® 1100

ASML 傘下の HMI によるマルチビーム電子ビーム検査装置。量産環境へ電子ビーム検査を持ち込むことを狙う。

HMI eScan 1100とは

HMI eScan 1100 は、ASML(HMI)のマルチビーム電子ビーム検査装置です。25 本の一次ビームを生成・制御する改良型の電子光学系を持ち、3nm ノード以降のインライン欠陥検査に使われます。

マルチビーム技術、高速ウェーハステージ、高度なアルゴリズムを組み合わせ、シングルビームの電子ビーム検査装置に比べてスループットを最大 15 倍に高めるとしています。リアルタイムにデータを処理する高速な計算アーキテクチャを備えます。

高度なチャージング制御(ACC)と高電圧フラッディング技術、独自のダイ・トゥ・データベース欠陥検出機能を持ち、電気的欠陥(オープン・ショート・リーク)とパターニング欠陥を 7nm まで検出できます。光学式検査では見逃しがちな欠陥を捉え、EUV マスクの欠陥をウェーハのプリントチェックでモニタする用途にも使われます。前機種 eScan 1000 の後継機です。

主な特長

  • •25 本の一次ビームによるマルチビーム検査
  • •シングルビーム比で最大 15 倍のスループット
  • •7nm までの電気的欠陥・パターニング欠陥を検出
  • •ダイ・トゥ・データベース欠陥検出、ACC

主な仕様

ビーム構成マルチビーム(25 本)
特徴シングルビーム機比で最大 15 倍のスループット
主要用途3nm ノード以降の欠陥検査

※ メーカーの公開情報に基づく参考値です。構成・オプションにより異なります。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。

スペック比較

複数の機種が掲載している項目を並べています。

項目KLAeSL10™Hermes Microvision(HMI)HMI eScan® 1100
ビーム構成シングルビーム(Simul-6 収集モード・Yellowstone スキャン)マルチビーム(25 本)
特徴SMARTs 深層学習で欠陥とノイズを判別シングルビーム機比で最大 15 倍のスループット
主要用途先端ロジック・DRAM・3D NAND(EUV 工程含む)3nm ノード以降の欠陥検査

※ スペックは各メーカーの公開情報に基づく参考値です。メーカーが公表していない項目は「—」としています。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。

主な用途

  • •3nm ノード以降のインライン欠陥検査
  • •ボルテージコントラスト検査
  • •EUV マスク欠陥のウェーハプリントチェック

掲載カテゴリ

HMI eScan 1100は次の装置カテゴリで他社製品と並べて掲載しています。

メーカー

Hermes Microvision(HMI)

電子ビーム(eビーム)を用いたウェハ・マスク欠陥検査装置の専業メーカー。2016年にASMLが買収し、EUVリソグラフィ向け欠陥検出・レビュー技術を強化する役割を担う。

Hermes Microvision(HMI) の企業情報 →メーカー公式の製品ページ ↗

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関連用語

出典・確認した公開情報
最終確認日:2026-10-06
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