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PCIe・CXL 帯域幅計算ツール

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要点

PCIe の帯域は「転送レート(GT/s)× レーン数 × 符号化効率 ÷ 8」で、PCIe 5.0 x16 は片方向約63 GB/s、PCIe 6.0 x16 は約118 GB/s です。GT/s はビットの送信回数で、実データ量ではありません。CXL 2.0 は PCIe 5.0、CXL 3.x は PCIe 6.x の物理層を使います。

入力

片方向の帯域(符号化後)63.02GB/s
双方向の合計126.03GB/s
生の転送レート(片方向)64.00GB/s
符号化効率98.46%
TLP 効率(MPS に対するヘッダ)91.4%
実データの帯域(目安)57.61GB/s
100 GB の転送時間(目安)1.74秒

実データの帯域はTLPヘッダ・DLLP(ACK やフロー制御)の分を概算で差し引いた目安で、実機ではデバイスの処理能力やDMAの実装で決まります。PCIe 6.0以降の FLIT 効率には FEC・CRC を含めています。

世代・レーン数別の帯域(片方向・GB/s)

世代転送レート符号化x1x4x8x16仕様策定
PCIe 1.02.5 GT/s8b/10b0.2501.02.04.02003
PCIe 2.05 GT/s8b/10b0.5002.04.08.02007
PCIe 3.08 GT/s128b/130b0.9853.97.915.82010
PCIe 4.016 GT/s128b/130b1.9697.915.831.52017
PCIe 5.0 / CXL 2.032 GT/s128b/130b3.93815.831.563.02019
PCIe 6.0 / CXL 3.x64 GT/sPAM4・FLIT7.37529.559.0118.02022
PCIe 7.0128 GT/sPAM4・FLIT14.75059.0118.0236.02025

GT/s と GB/s の違い

PCIe の速度表記 GT/s(ギガトランスファ毎秒)は、1レーンの信号線上で1秒間に何回ビットを送るかを表し、実際のデータ量ではありません。送るデータには、クロックを復元しやすくするための符号化(8b/10b では20%、128b/130b では約1.5%)が加わるため、実データの帯域はこれを差し引いた値になります。PCIe 6.0 からは PAM4 の4値信号と、誤り訂正付きの固定長パケット(FLIT)に変わりました。

AIサーバーでは、GPUとCPU、GPUとネットワークカード、そしてCXLで接続するメモリ拡張の帯域が性能を左右します。PCIe は世代ごとにほぼ倍々で速くなっていますが、信号の減衰が大きくなるため、基板材料の低損失化、リタイマの追加、そして光接続(コパッケージド・オプティクス)への移行が議論されています。

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