プローブカードの世界シェアと主要メーカー
最終更新:2026-10-03
要点
プローブカードは、米FormFactorが首位で、イタリアのTechnoprobe、日本マイクロニクス、日本電子材料が続く市場です。製品ごとに専用の設計が必要な消耗品のため、半導体の生産量と新製品の数に連動して需要が伸び、近年はAI向けGPUやHBMの試験の増加が市場を押し上げています。シェアは目安の区間で示しています。
プローブカードの世界シェア(上位メーカー)
| 順位 | 企業 | シェアの目安 | 本社 | 強い領域 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | FormFactor | 約25〜35% | 米国 | DRAM・HBM・ロジックの幅広い製品、MEMS型 |
| 2 | Technoprobe | 約15〜25% | イタリア | ロジック・SoC向けの垂直型。2010年代後半から急成長 |
| 3 | 日本マイクロニクス | 約10〜15% | 日本 | DRAM・HBM向けのMEMS型に強い |
| 4 | 日本電子材料(JEM) | 約5〜10% | 日本 | メモリ・ロジック向け |
※ シェアは調査会社・集計年・対象範囲(売上高か数量か、子会社を含むか)によって大きく変わるため、複数の公開情報をもとにした目安の区間で示しています。順位が入れ替わる年もあります。 上記のほか、台湾・韓国のメーカーが地域の顧客向けに供給しています。
プローブカードの種類と市場の特徴
| 方式 | 構造 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| カンチレバー型 | 細い金属の針を斜めに張り出させる | ピン数の少ない製品、低コストの試験 |
| 垂直型 | 針をパッドに対して垂直に並べる | 多ピン・狭ピッチのロジック、フリップチップ用のバンプ |
| MEMS型 | 半導体の微細加工で針を一括形成 | 多数のチップを同時に測るメモリ、HBM |
プローブカードは、ウェハ上のチップのパッドに針を当ててテスターとつなぐ消耗品で、製品ごとに専用の設計が必要です。チップの設計が変わるたびに新しいカードが必要になり、針も摩耗するため、半導体の生産量と新製品の数に連動して需要が伸びます。近年はAI向けのGPUやHBMの試験の増加が市場を押し上げており、針の数が多く高速の信号を扱える高価なカードの比重が高まっています。方式の詳細はカンチレバーやウェハプローバーも参照してください。