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化合物半導体メーカー7

化合物半導体(Compound Semiconductor)は、GaN(窒化ガリウム)、SiC(炭化ケイ素)、GaAs(ガリウムヒ素)など、シリコン以外の複数元素を組み合わせた半導体材料です。高周波特性、高耐圧性、広バンドギャップ、発光特性などシリコンにない優れた物性を持ち、5G通信、パワーエレクトロニクス、LED、レーザー、衛星通信などの先端用途に不可欠です。製造装置には特殊なエピタキシャル成長技術やエッチング技術が求められ、専用プロセスが必要となります。

メーカー 7関連カテゴリ 5

主要特徴

GaAs・InP・GaN・SiCなど化合物半導体専用の製造装置群
MOCVD(有機金属気相成長)装置が化合物半導体エピ形成の主力
5G RF・パワーデバイス・LED・レーザーなど高付加価値用途向け
SiC基板の硬さによりダイシング・研削装置の設計がSiとは別仕様
8インチSiC・GaNオンシリコンウェハで大口径化・コスト低減が進行中

よくある質問

MOCVDとMBEの使い分けは?
MOCVD(有機金属気相成長)は量産性・スループットに優れ、LED・レーザー・HEMTの大量生産に向きます。MBE(分子線エピタキシー)は高精度な組成制御が可能で研究開発・高性能デバイスに使われますが、生産速度は低いです。
SiCパワー半導体製造でシリコンと異なる点は?
SiCはシリコンより硬く融点も高いため、ウェハスライス・研削・ダイシングにより高耐久な砥石・レーザーダイシングが必要です。また高品質エピタキシャル成長のために1400℃以上の高温CVDが必要な点もシリコンプロセスと大きく異なります。

代表製品・スペック

製品写真
東京エレクトロン(TEL)
Probus(GaN/SiC 向けCVD)

化合物半導体向けに最適化されたTELの成膜装置。GaN・SiCエピタキシャル成長と絶縁膜成膜に対応。

対応材料GaN・SiC・GaAs
対応基板径最大 200 mm
成膜方式MOCVD / CVD
主要用途GaN パワーデバイス・RF デバイス製造
成長温度600 ~ 1,100 °C
製品写真
Applied Materials
Centura SiC(SiCエピタキシー)

SiC基板向けエピタキシャル成長装置。EV・産業用パワーデバイス向けSiCエピの量産に対応。

対応基板径150 ~ 200 mm(SiC)
成長方式CVD 式ホモエピタキシャル
主要成長膜4H-SiC エピタキシャル膜
成長温度1,500 ~ 1,650 °C
主要用途EV・産業用 SiC パワーデバイス量産
Applied Materials の企業情報を見る →
製品写真
Lam Research
Versys(化合物半導体エッチング)

GaN・GaAs・InP等の化合物半導体エッチングに対応したLam Researchのシステム。

対応材料GaN・GaAs・InP・AlGaN
対応基板径最大 200 mm
プラズマ方式ICP
主要用途GaN HEMT・GaAs FETのデバイス形成
エッチング精度±3% 以内(均一性)
Lam Research の企業情報を見る →

※ スペックは公開情報に基づく参考値です。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。

メーカー

7社の主要メーカー

東京エレクトロン(TEL)日本

世界第3位の半導体製造装置メーカー。塗布現像、成膜、エッチング装置で高いシェアを誇り、先端プロセスに不可欠な技術を提供。

塗布現像装置
CLEAN TRACK ACTCLEAN TRACK LITHIUS
エッチング装置
TactrasCertas
成膜装置
EpisodeTriase+TELINDY PLUS
  • コータ/デベロッパで世界トップクラスのシェア
  • 塗布、成膜、エッチング装置の総合ラインナップ
Applied Materials米国

世界最大の半導体製造装置サプライヤー。成膜、除去、改質、分析の包括的な製品ポートフォリオで、ウェーハ製造の全工程をサポート。

成膜装置
CVDPVDALD
エッチング装置
エッチングシステム
CMP・イオン注入
CMP装置イオン注入装置
  • 世界最大の半導体製造装置サプライヤー
  • 成膜、除去、改質、分析の包括的な製品ポートフォリオ
Lam Research米国

エッチング装置の世界的リーダー。約39%の市場シェアを持ち、原子層エッチング(ALE)技術で先端3Dチップアーキテクチャを支える。

エッチング装置
KiyoFlexVantexAkara
成膜装置
デポジションシステム
洗浄装置
ウェーハ洗浄装置
  • エッチング装置で世界シェア約39%のトップポジション
  • 原子層エッチング(ALE)技術における技術リーダーシップ
住友電気工業(SiC・化合物半導体)日本

電線・光ファイバを主事業に持つ住友電工の化合物半導体部門。SiCウェハ・GaAs・InP基板などパワーデバイス・光通信向けウェハを供給。

SiCウェハ
SiCエピウェハSiCバルクウェハ
化合物半導体基板
GaAs基板InP基板
  • SiCウェハで国内有数のサプライヤー
  • GaAs・InP化合物半導体基板の長年の製造実績
Veeco Instruments米国

MOCVD・MBE・ALDなど薄膜エピタキシャル成長装置の専業メーカー。LED、化合物半導体、先端ロジック向けの精密成膜技術を提供。

MOCVD装置
EPIKTurboDisc
MBE装置
GENxcelシリーズ
ALD装置
FijiFiji G2
  • MOCVD装置でグローバルトップシェア
  • MBE・ALDを含む多様な薄膜成長技術ポートフォリオ
Suss MicroTecドイツ

ドイツを拠点とする半導体製造装置メーカー。ウェーハレベルパッケージングおよび先端リソグラフィ技術のスペシャリスト。

ウェーハレベルパッケージング装置
ボンディング装置コーティング装置
リソグラフィ装置
マスクアライナー
  • ウェーハレベルパッケージング装置における専門性
  • マスクアライナーおよび基板ボンディング技術
EV Groupオーストリア

オーストリアを拠点とするウェーハボンディングおよびリソグラフィ装置の世界的リーダー。先端パッケージングおよびMEMS製造に強み。

ウェーハボンディング装置
ウェーハレベルボンディングシステムハイブリッドボンディング装置
リソグラフィ装置
マスクアライナーインプリント装置
  • ウェーハボンディング技術における世界トップシェア
  • 2.5D/3Dパッケージング向けソリューション

関連カテゴリ

CMOSイメージセンサー製造装置
MEMS
パワー半導体
RF半導体製造装置(GaN/GaAs)
SiCパワー半導体製造装置

関連用語

化合物半導体とは →パワー半導体とは →エピタキシーとは →イオン注入とは →SiC(炭化シリコン)とは →GaN(窒化ガリウム)とは →IGBTとは →SiC MOSFETとは →RF半導体(高周波半導体)とは →クリップボンディングとは →銀焼結接合とは →

比較・違いを学ぶ

SiCとGaN パワー半導体の違い
SiC(炭化ケイ素)とGaN(窒化ガリウム)はともにシリコンを超えるワイドバンドギャップ半導体ですが、得意な電圧域・周波数帯・用途が異なります。SiCは高耐圧・
SiC MOSFETとIGBTの違い(EV・パワーエレクトロニクス比較)
IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)は1990年代から産業用インバーター・鉄道・EV駆動系に広く採用されてきたSiパワ
MOCVDとMBEの違い(化合物半導体エピタキシー比較)
MOCVD(Metal-Organic Chemical Vapor Deposition:有機金属気相成長)はGaN LED・パワーHEMT・HBT・レーザー
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