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最終更新 2026-10-28

SEMI E10とは(装置の稼働状態の定義)

SEMI E10 (Equipment RAM)

SEMI E10とは、半導体の製造装置の信頼性・稼働性・保守性を同じ基準で測るために、装置の状態の分け方と、稼働率やMTBFなどの指標の計算方法を定めたSEMIの規格です。装置の時間を生産・待機・技術作業・予定停止・予定外停止・非稼働予定の6つに分け、工場や装置が違っても比べられるようにします。

目次7項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ
  7. 出典・参考資料

定義・解説

SEMI E10とは、半導体の製造装置の信頼性・稼働性・保守性(RAM:Reliability, Availability, Maintainability)を、同じ基準で測るために、装置の状態の分け方と、稼働率やMTBFなどの指標の計算方法を定めたSEMIの規格です。装置のメーカーと半導体メーカーが、装置の性能について同じ言葉で話せるようにすることが目的です。

規格では、装置の時間を大きく6つの状態に分けます。製品を作っている「生産」、生産できる状態で待っている「待機」、条件出しや試験などの「技術作業」、計画した保守などの「予定停止」、故障などの「予定外停止」、そもそも稼働させる予定のない「非稼働予定」です。この分け方に従って時間を集計すると、装置を使える時間の割合(稼働可能率)や、故障の間隔(MTBF)、修理の時間(MTTR)を、工場や装置が違っても比べられます。

SEMI E10の状態の分け方は、総合設備効率(OEE)の考え方を定めたSEMI E79などの基礎にもなっています。装置の状態を自動で記録するには、SECS/GEMの通信で装置の状態の変化を集めます。どの時間をどの状態に入れるかを工場の中でそろえておかないと、同じ装置でも指標の値が変わってしまうため、運用のルールを決めておくことが重要です。

図解

SEMI E10で定められた生産、待機、技術作業、予定停止、予定外停止、非稼働予定の6つの装置の状態

図をタップで2倍に拡大

OEEを定めたSEMI E79の土台になっている。

よくある質問(FAQ)

SEMI E10の6つの状態とは何ですか?
生産(製品を作っている)、待機(作れる状態で仕事を待っている)、技術作業(条件出しや評価)、予定停止(計画した保守や部品交換)、予定外停止(故障や異常での停止)、非稼働予定(稼働させる計画がない時間)の6つです。この分け方で時間を集計して、各種の指標を計算します。
SEMI E10とOEEの関係は?
SEMI E10は装置の状態の分け方と、稼働率やMTBFなどの基本の指標を定めています。総合設備効率(OEE)の考え方を定めたSEMI E79は、このE10の状態の分け方を土台にして、時間だけでなく速さや品質のロスも含めた効率を求めます。

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出典・参考資料

  1. SEMI「E01000 - SEMI E10 - Specification for Definition and Measurement of Equipment Reliability, Availability, and Maintainability (RAM) and Utilization」(2026/10/28 確認)