SEMICON Japan 2026(12/9〜11)にあわせて、出展企業さまの広告掲載のご相談を受け付けています。SEMICON Japan 2026 広告募集詳しく見る

最終更新 2026-10-22

SEMI E188とは(マルウェアフリー装置の受け入れ)

SEMI E188
目次4項目
  1. 定義・解説
  2. 関連用語
  3. 比較・違いを学ぶ
  4. 出典・参考資料

定義・解説

SEMI E188とは、半導体製造装置を工場へ搬入するときに、マルウェアを持ち込ませないための手順を定めた業界規格です。装置本体だけでなく、据付に使うノートパソコン、USBメモリ、交換部品に付属するソフトウェアまでを対象に、工場へ入れる前に検査する流れを決めています。2022年にSEMI E187と対になる形で発行されました。

この規格が必要になるのは、工場の感染経路の多くが外部から持ち込まれる機器だからです。製造装置は据付や保守のたびに装置メーカーの技術者が外部から来て、自分のパソコンを装置につなぎます。工場のネットワークをいくら分離しても、この経路が塞がれていなければ意味がありません。E188は搬入前のスキャン記録を書面で残すことを求めており、誰が確認したかを追えるようにしています。

運用では、装置メーカー側の負担が増える規格でもあります。出荷前に自社でスキャンして証跡を作り、顧客ごとに異なる受け入れ手順にも対応する必要があるためです。装置メーカーのフィールドサービスや品質部門にとって、実務上の影響が大きい規格といえます。

この用語を扱う職種

ファブ運営・インフラ社内IT・OTセキュリティエンジニア(半導体)

関連する装置カテゴリ

同じトピックの用語

スマートファブ・製造管理 のトピックで関連する用語です。

同じトピックの企業

Applied Materials米国KLA米国Onto Innovation米国東京エレクトロン(TEL)日本横河電機日本

比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. 経済産業省「SEMI E187スタンダード 概要と実施例の紹介(第3回半導体産業SWG 資料)」(2026/10/22 確認)
  2. 経済産業省 産業サイバーセキュリティ研究会 WG1 半導体産業サブワーキンググループ「半導体デバイス工場における OT セキュリティガイドライン(案)Ver 1.0」(2026/10/22 確認)