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最終更新 2026-10-28

工程能力指数とは(Cp・Cpk)

Process Capability Index (Cp, Cpk)

工程能力指数とは、製造の工程が規格の範囲に余裕を持って製品を作れているかを表す数値で、ばらつきだけを見るCpと、平均のずれも考えるCpkがあります。一般にCpkが1.33以上なら十分とされ、1.33では規格の外れが約63ppmです。工程が安定し、測定器のばらつきが小さいことが前提です。

目次7項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ
  7. 出典・参考資料

定義・解説

工程能力指数とは、製造の工程が、決められた規格の範囲(上限と下限)の中に、どれだけ余裕を持って製品を作れているかを表す数値です。工程のばらつき(標準偏差σ)と規格の幅を比べたものがCp、さらに工程の平均が規格の中心からどれだけずれているかも考えに入れたものがCpkです。半導体の工場では、膜厚や寸法、抵抗などの管理項目ごとに計算します。

Cpは(規格の上限−規格の下限)/6σで求め、ばらつきが小さいほど大きくなります。Cpkは、平均値から近いほうの規格までの距離を3σで割った値(min(上限−平均, 平均−下限)/3σ)で、平均がずれているとCpより小さくなります。一般にCpkが1.33以上なら十分な工程能力があるとされ、1.0では規格の外れが約0.27%(2,700ppm)、1.33では約63ppm、1.67では1ppm未満になります。

工程能力指数は、ばらつきが正規分布に従い、工程が安定していることを前提にしています。管理図(SPC)で工程が安定していることを確かめてから計算し、測定器のばらつきが大きすぎないことも、ゲージR&Rで確かめておく必要があります。半導体では、車載向けのように不良を極めて少なくする必要がある製品ほど、高いCpkが求められます。

図解

Cpkが1.00、1.33、1.67、2.00のときの規格から外れる割合の目安

図をタップで2倍に拡大

Cp=(上限−下限)/6σ、Cpk=min(上限−平均, 平均−下限)/3σ。

よくある質問(FAQ)

CpとCpkの違いは何ですか?
Cpは、規格の幅と工程のばらつき(6σ)の比で、工程の平均が規格の中心にあると仮定したときの能力です。Cpkは、平均が規格の中心からずれていることも考えに入れた値で、近いほうの規格までの余裕で決まります。平均がちょうど中心にあればCpとCpkは等しく、ずれるほどCpkが小さくなります。
Cpkはいくつあればよいのですか?
一般には1.33以上(規格まで4σの余裕)なら十分な工程能力があるとされ、重要な特性や車載向けの製品では1.67以上(5σ)が求められることがあります。1.0未満では規格から外れる製品がはっきり出るため、工程の改善が必要です。

設備の製造メーカー

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比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. NIST/SEMATECH e-Handbook of Statistical Methods「6.1.6. What is Process Capability?」(2026/10/28 確認)