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最終更新 2026-10-28

エアシャワーとは(クリーンルームの入口)

Air Shower

エアシャワーとは、クリーンルームの入口にある小部屋で、HEPAフィルタを通した空気を強い勢いで吹き付けて、服や体に付いたちりを吹き飛ばしてから入室させる設備です。風速は毎秒20〜25m程度、時間は10〜30秒程度が目安で、前後の扉は同時に開かないよう連動しています。物の持ち込みにはパスボックスを使います。

目次7項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ
  7. 出典・参考資料

定義・解説

エアシャワーとは、クリーンルームの入口に置かれた小部屋で、中に入った人に、フィルタできれいにした空気を強い勢いで吹き付けて、服や体に付いたちりやほこりを吹き飛ばしてから、クリーンルームに入れるようにする設備です。人はクリーンルームの中で最も大きなパーティクルの発生源のため、持ち込む汚れをできるだけ減らすことが目的です。

壁や天井のノズルから、HEPAフィルタを通した空気を毎秒20〜25m程度の速さで吹き付け、10〜30秒程度、腕を上げたり体を回したりしながら全身に当てます。吹き飛ばしたちりは床の近くから吸い込まれ、フィルタで集められます。入口と出口の扉は、同時に開かないように連動(インターロック)しており、外の空気がそのままクリーンルームに流れ込むのを防ぎます。

エアシャワーは、無塵衣(クリーンスーツ)を正しく着た後に通るのが前提で、服の表面に付いた比較的大きなちりを落とす効果はありますが、服の中や肌から出てくるパーティクルまでは取り除けません。そのため、クリーンスーツの着方、粘着マットでの靴底の汚れの除去、入室の手順と組み合わせて、クリーンルームの清浄度を保ちます。物を持ち込むときは、人の出入口とは別のパスボックスを使います。

図解

更衣室、粘着マット、エアシャワー、クリーンルームの順に進む入室の流れ

図をタップで2倍に拡大

物の持ち込みは別のパスボックスを使う。

よくある質問(FAQ)

エアシャワーを浴びればクリーンルームに入ってよいのですか?
エアシャワーは、無塵衣の表面に付いた比較的大きなちりを落とすための設備で、それだけで十分にきれいになるわけではありません。無塵衣を正しく着ること、手袋やマスクの着用、粘着マットでの靴底の清掃など、決められた入室の手順を守ることが前提です。
エアシャワーの扉が同時に開かないのはなぜですか?
外側とクリーンルーム側の扉が同時に開くと、外の汚れた空気がそのままクリーンルームに流れ込んでしまうためです。片方の扉が開いている間はもう片方が開かないように連動(インターロック)させ、エアシャワーの小部屋が空気の仕切り(エアロック)の役割も果たしています。

設備の製造メーカー

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比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. 日本エアーテック「エアーシャワー/パスボックス|製品の特徴」(2026/10/28 確認)