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最終更新 2026-10-28

クリーンスーツとは(無塵衣)

Cleanroom Suit (Cleanroom Garment)

クリーンスーツ(無塵衣)とは、クリーンルームで働く人が着る全身を覆う作業服で、体から出る皮膚のかけらや髪の毛などのちりを服の中に閉じ込め、服そのものからもちりを出さないように作られています。糸くずの出にくいポリエステルの長繊維に、静電気を逃がす導電性の糸を織り込んだ生地が使われます。

目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ

定義・解説

クリーンスーツ(無塵衣)とは、クリーンルームで働く人が着る、全身を覆う専用の作業服です。人の体からは、皮膚のかけら、髪の毛、汗、呼気、衣服の繊維などのパーティクルが、動くたびに大量に出ています。クリーンスーツは、それらを服の中に閉じ込めてクリーンルームの中に出さないこと、そして服そのものからもちりを出さないことを目的としています。

生地には、糸くずが出にくいポリエステルの長い繊維(フィラメント)を細かく織ったものが使われ、静電気を逃がすために炭素などの導電性の糸を格子状に織り込んでいます。静電気がたまると、ちりを引き寄せたり、放電で半導体を壊したりするためです。半導体の工場では、フードで頭と首を覆い、全身をつなぎの服で包み、専用のブーツ、マスク、手袋、ゴーグルを着けて、肌が出る部分をほとんどなくします。

クリーンスーツは、決められた順番で正しく着ないと、効果が大きく下がります。着る場所(更衣室)、着る順番、手袋とそで口の重ね方などが決められており、定期的に専用の工場でクリーニングして、ちりの数と静電気の性能を確かめてから再び使います。人が動き回るほどパーティクルが出るため、クリーンルームの中では走らないことなども入室の決まりとして定められています。

図解

フード、つなぎの服、ブーツ、マスクと手袋とゴーグルからなるクリーンスーツの構成

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定期的に専用の工場でクリーニングして性能を確かめる。

よくある質問(FAQ)

クリーンスーツに導電性の糸が織り込まれているのはなぜですか?
人が動くと服がこすれて静電気がたまり、そのままにすると、ちりを引き寄せたり、放電で半導体の素子を壊したりするからです。炭素などの導電性の糸を格子状に織り込むことで、静電気をためずに逃がし、服の表面がちりを集めないようにしています。
人はクリーンルームでどのくらいのちりを出しますか?
人は、じっとしていても1分間に数十万個、歩いたり動いたりすると数百万個以上の微粒子を出すとされています。そのため、クリーンルームの最大のパーティクルの発生源は人であり、クリーンスーツと入室の手順、人の動きを減らす自動化が清浄度を保つ鍵になります。

設備の製造メーカー

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