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最終更新 2026-10-28

逆浸透膜とは(RO膜)

Reverse Osmosis Membrane (RO Membrane)

逆浸透膜(RO膜)とは、水の分子は通し、水に溶けたイオンや有機物、微粒子、細菌はほとんど通さない細かい膜です。不純物の多い側に浸透の圧力より大きな圧力をかけて水だけを押し出します。イオンの95〜99%以上を取り除けるため、半導体の工場の超純水の装置で、不純物の大部分を取り除く役割を担います。

目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ

定義・解説

逆浸透膜(RO膜:Reverse Osmosis membrane)とは、水の分子はほとんど通しますが、水に溶けているイオンや有機物、微粒子、細菌などはほとんど通さない、非常に細かい膜です。水の濃い側(不純物の多い側)に圧力をかけて、水だけを膜の反対側へ押し出すことで、きれいな水を作ります。海水を真水にする淡水化や、半導体の工場の超純水の製造に使われています。

ふつう、濃さの違う水を膜で仕切ると、薄い側から濃い側へ水が移動します(浸透)。そこで濃い側に、この浸透の圧力より大きな圧力をかけると、逆に濃い側から薄い側へ水が押し出されます。これが「逆」浸透と呼ばれる理由です。逆浸透膜は、水に溶けたイオンの95〜99%以上を取り除けるため、超純水の装置では、イオン交換樹脂の前の段で不純物の大部分を取り除く役割を担います。

膜は、ポリアミドなどの薄い膜を何枚も重ねて筒に巻き込んだ形(スパイラル型)のものが一般的です。膜の表面に汚れや微生物がたまると性能が落ちるため、前の段で濾過して粒子を取り除いたり、薬品で洗ったりして管理します。逆浸透膜は日本の化学メーカーが世界で大きなシェアを持つ分野で、半導体の工場では、使い終わった水を回収して再び使う設備にも使われています。

図解

前処理、逆浸透膜、イオン交換樹脂、仕上げとユースポイントまでの超純水の製造の流れ

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装置の構成は工場によって異なる。

よくある質問(FAQ)

逆浸透膜とイオン交換樹脂の違いは何ですか?
逆浸透膜は、圧力をかけて水だけを膜に通し、イオンや有機物、微粒子、細菌などをまとめて取り除きます。イオン交換樹脂は、水に溶けたイオンを交換して取り除き、有機物や微粒子はあまり取り除けません。超純水の装置では、逆浸透膜で大部分を取り除いた後、イオン交換樹脂で残ったイオンを仕上げます。
なぜ「逆」浸透と呼ぶのですか?
濃さの違う水を膜で仕切ると、自然には薄い側から濃い側へ水が移動します(浸透)。逆浸透膜では、濃い側にその浸透の圧力より大きな圧力をかけ、反対に濃い側から薄い側へ水を押し出します。自然な浸透とは逆向きに水が動くため、逆浸透と呼ばれます。

設備の製造メーカー

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