DSP-100とは
DSP-100 は、ニコンの後工程のアドバンストパッケージング向けのデジタル露光装置です。半導体露光装置の高解像技術と、FPD 露光装置のマルチレンズテクノロジーによる高生産性を両立し、1.0µm L/S の解像度と 600mm 角の大型基板への対応を実現しています。
一般的な露光装置はフォトマスクを使いますが、DSP-100 は回路パターンを表示した SLM(空間光変調器)に光を当て、投影レンズで基板に転写します。フォトマスクの大きさに縛られずに大型のパッケージに対応でき、マスクを作る必要がないため開発・製造のコストとリードタイムも抑えられます。
重ね合わせ精度は ±0.3µm 以下、スループットは毎時 50 パネル(510 × 515mm 基板)です。角型基板を使うことで、100mm 角の大型パッケージでは 300mm ウェハに比べて基板 1 枚あたり 9 倍の生産性になります。アドバンストパッケージングで重要な基板の反りや変形も高い精度で補正します。
主な特長
- •マスクレスのデジタル露光
- •1.0µm L/S
- •600 × 600mm の角型基板
- •毎時 50 パネル
主な仕様
| 解像度 | 1.0µm L/S |
|---|---|
| 基板サイズ | 角型基板 〜600 × 600mm |
| 重ね合わせ精度 | ±0.3µm 以下 |
| スループット | 毎時 50 パネル(510 × 515mm 基板) |
※ メーカーの公開情報に基づく参考値です。構成・オプションにより異なります。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
スペック比較
複数の機種が掲載している項目を並べています。
| 項目 | Heidelberg InstrumentsMLA 300 | Heidelberg InstrumentsDWL 66+ | SCREENホールディングスDW-3100(直接描画露光装置) | ニコン(Nikon)DSP-100 |
|---|---|---|---|---|
| 解像度 | 1.5 µm | 可変(書込みヘッドを選択) | 1µm 以下 | 1.0µm L/S |
| 方式 | マスクレス露光(量産機) | レーザー直接描画(研究・試作機) | マスクレス直接描画(GLV 描画ヘッド) | — |
| 対応基板 | 最大 315 × 315 mm | — | ウェーハ・角型パネル(PLP 対応版あり) | — |
| 主要用途 | 工業生産(MES 連携) | 研究開発・プロトタイピング・マスク製作 | — | — |
1機種だけが掲載している項目(3件)
| 基板サイズ | — | — | — | 角型基板 〜600 × 600mm |
|---|---|---|---|---|
| 重ね合わせ精度 | — | — | — | ±0.3µm 以下 |
| スループット | — | — | — | 毎時 50 パネル(510 × 515mm 基板) |
※ スペックは各メーカーの公開情報に基づく参考値です。メーカーが公表していない項目は「—」としています。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
主な用途
- •パネルレベルパッケージ
- •大型のアドバンストパッケージング
掲載カテゴリ
DSP-100は次の装置カテゴリで他社製品と並べて掲載しています。
メーカー
ニコン(Nikon)
DUVスキャナーおよびi線ステッパーの主要メーカー。高解像度光学技術とウェーハステージ技術に強みを持ち、成熟プロセス向けや再生装置市場で存在感を発揮。
レーザー直接描画装置のほかの製品
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関連用語
出典・確認した公開情報
最終確認日:2026-10-07