ユースポイント(POU)とは

Point of Use

最終更新:2026-09-26・工場インフラ・薬液供給システム|用語集のExcel・PDF版をダウンロード

ユースポイント(POU)とは?

ユースポイント(POU)とは、ガス・薬液・超純水などが実際に使われる地点、つまり製造装置の直前の供給口のことです。中央の設備から長い配管を通るあいだに純度が落ち得るため、超純水の水質はユースポイントで測定・保証するのが基本です。直前にPOUフィルタや精製器を置き、排気側でも装置のそばに除害装置を置きます。

定義・解説

ユースポイント(Point of Use:POU)とは、ガス・薬液・超純水などが実際に使われる地点、つまり製造装置の直前や装置の中の供給口のことです。工場の中央にある製造・供給設備から長い配管を通って届く流体が、最終的にウェハに触れる直前の位置を指します。半導体では、供給された流体の品質を保証し、管理する基準点として重要な意味を持ちます。

ユースポイントが重視されるのは、中央の設備で作った流体の純度が、配管を通るあいだに劣化し得るからです。超純水は、製造装置の出口では極めて高い純度でも、配管の材料からの溶出や滞留による菌の繁殖、パーティクルの発生で水質が下がることがあります。そのため水質は製造装置の出口ではなくユースポイントで測定し、保証するのが基本です。ガスや薬液も同様で、ユースポイントの直前にフィルタ(POUフィルタ)や精製器(POU精製器)を置いて、配管の途中で混入した粒子や水分・金属不純物を取り除きます。

排気側にもユースポイントの考え方があります。毒性や可燃性のガスを使う装置では、工場の中央の排ガス処理設備に送る前に、装置のすぐそばに置いた除害装置(POUスクラバー)でガスを無害化します。長い配管を通す間の漏洩や、配管の中での固形物の析出を防げるためです。このように、ユースポイントで品質と安全を確保することは、微細化で求められる清浄度が高まるにつれて重要性を増しています。

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計算ツール露点 ⇔ 水分濃度(ppm)換算ツール

この用語を扱う職種

前工程(ウェハプロセス)コンタミネーション管理エンジニア装置・材料メーカー特殊ガス・高純度薬液エンジニアファブ運営・インフラ超純水エンジニア

よくある質問(FAQ)

ユースポイントとはどういう意味ですか?▾
流体が実際に使われる地点という意味で、英語ではPoint of Use(POU)と呼びます。半導体工場では、ガス・薬液・超純水が配管を通って製造装置に入る直前の供給口を指し、品質を保証する基準点になります。
なぜユースポイントで品質を測るのですか?▾
中央の設備で高い純度の流体を作っても、長い配管を通るあいだに配管材料からの溶出や滞留、粒子の発生で純度が下がることがあるためです。ウェハに触れる直前の品質こそが歩留まりに影響するので、ユースポイントで測定し保証します。

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