用語装置管理システム(EES)装置部品・サブシステム最終更新 2026-10-07Excel・PDF版

シグナルタワー(積層信号灯)とは

Signal Tower

シグナルタワー(積層信号灯)とは、製造装置に取り付けて、赤・黄・緑などの灯で稼働状態を周囲に知らせる表示灯です。ライトタワーやパトライトとも呼ばれ、一般に赤は異常停止、黄は警告や対応待ち、緑は正常稼働を表します。点灯状態をネットワークで集め、装置の稼働率を見える化する用途にも使われます。

目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ

定義・解説

シグナルタワー(積層信号灯)とは、製造装置の上部などに取り付けられ、赤・黄・緑などの色の灯で装置の稼働状態を周囲に知らせる表示灯です。ライトタワー、パトライト(メーカー名に由来する通称)、積層表示灯とも呼ばれ、半導体の工場では、離れた場所からでも装置が動いているか、止まっているか、異常が出ているかを一目で分かるようにするために使われます。

色の意味は工場や装置ごとに決められますが、一般的には赤が異常停止(アラーム)、黄が警告や段取り・作業者の対応待ち、緑が正常稼働、青が保守中や材料要求などに割り当てられます。点灯・点滅の違いやブザー音と組み合わせて、より多くの状態を区別することもあります。機械の表示灯の色の意味は、IEC 60204-1 などの規格で目安が示されています。

半導体の製造装置は、ロードポートのFOUPの処理完了や、薬液・ガスの残量不足、インターロックによる停止など、作業者の対応が必要な状態を信号灯で知らせます。広いクリーンルームでは、作業者が多くの装置を受け持つため、信号灯で異常にすぐ気づけることが装置の停止時間を短くし、稼働率を高めることにつながります。

近年は、信号灯の点灯状態をネットワークで集めて、装置の稼働・停止・アラームの時間を自動で記録する使い方が広がっています。SECS/GEM通信を持たない古い装置や周辺機器でも、信号灯の信号を取り出すだけで稼働状況を見える化できるため、稼働率の分析や予知保全への第一歩として導入されます。

国内では、パトライトや春日電機などがシグナルタワーを製造しており、多くの製造装置メーカーが標準部品として採用しています。

図解

シグナルタワー(積層信号灯)の色の意味と稼働の見える化
ライトタワー・パトライトとも呼ばれる。色の割り当ては工場で決める。

よくある質問(FAQ)

シグナルタワーの色にはどんな意味がありますか?
工場や装置ごとに決められますが、一般的には赤が異常停止やアラーム、黄が警告や作業者の対応待ち、緑が正常稼働、青が保守中や材料の補給要求などに割り当てられます。点灯と点滅、ブザー音を組み合わせて、さらに細かく状態を区別することもあります。
シグナルタワーで稼働率を管理できますか?
できます。信号灯の各色の点灯状態をネットワークで収集すれば、装置ごとの稼働・停止・アラームの時間を自動で記録できます。通信機能の無い古い装置にも後付けしやすいため、工場の稼働状況を見える化する手軽な方法として使われています。

設備の製造メーカー

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