SEMICON Japan 2026(12/9〜11)にあわせて、出展企業さまの広告掲載のご相談を受け付けています。SEMICON Japan 2026 広告募集詳しく見る

最終更新 2026-10-28

コンタクトホールとは

Contact Hole

コンタクトホールとは、トランジスタのソース・ドレインやゲートと、最初の配線の層をつなぐために、層間絶縁膜に開ける小さな穴です。穴を開けてバリアメタルを付け、タングステンなどで埋め込んで電極にします。配線どうしをつなぐ穴はビアと呼びます。微細化で穴が細く深くなり、開口不良や抵抗の上昇が課題です。

目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ

定義・解説

コンタクトホールとは、トランジスタのソース・ドレインやゲートと、その上にある最初の配線の層をつなぐために、間の絶縁膜(層間絶縁膜)に開ける小さな穴のことです。穴を開けた後、中を金属で埋めてコンタクト(電極)にします。配線の層どうしをつなぐ穴はビアと呼ばれ、トランジスタと配線をつなぐ穴をコンタクトホールと呼んで区別します。

コンタクトホールを作る工程は、露光で穴の形のパターンを作り、ドライエッチングで絶縁膜に深い穴を掘り、穴の底をきれいにしてから、薄いバリアメタル(チタンや窒化チタン)を付け、CVDでタングステンを埋め込み、表面の余分な金属をCMPで取り除く、という流れです。最近の世代では、抵抗を下げるためにコバルトやモリブデンも使われています。

微細化が進むと、コンタクトホールは非常に細く深くなり、作るのが難しくなります。細い穴をまっすぐ底まで開けること、下のトランジスタとの位置合わせのずれ、底を開けきれない不良(開口不良)、金属の埋め込みの空洞(ボイド)、そして穴が細くなるほど上がる抵抗が課題です。そのため、ゲートに対して自動的に位置が決まる自己整合のコンタクトなどの工夫が使われ、この部分はMEOLと呼ばれる工程として扱われるようになりました。

図解

露光、ドライエッチング、バリアメタル、金属の埋め込み、CMPの順に進むコンタクトホールの形成工程

図をタップで2倍に拡大

配線の層どうしをつなぐ穴はビアと呼ぶ。

よくある質問(FAQ)

コンタクトホールとビアの違いは何ですか?
コンタクトホールは、トランジスタ(シリコンのソース・ドレインやゲート)と、最初の配線の層をつなぐ穴です。ビアは、配線の層と配線の層の間をつなぐ穴です。どちらも絶縁膜に穴を開けて金属で埋めますが、つなぐ相手と使う金属、作る工程が異なります。
コンタクトホールの開口不良とは何ですか?
エッチングで穴の底まで絶縁膜を削りきれず、穴が下のトランジスタまで届いていない不良です。電気がつながらず回路が動かなくなります。逆に削りすぎると下のシリコンを傷めるため、エッチングの終点の制御と、穴の深さのばらつきの管理が重要です。

設備の製造メーカー

関連する装置カテゴリ

同じトピックの用語

配線・メタライゼーション のトピックで関連する用語です。

同じトピックの企業

荏原製作所日本ASMインターナショナルオランダKokusai Electric(国際電気)日本

比較・違いを学ぶ