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最終更新 2026-10-28

MEOLとは(ミドルエンドオブライン)

MEOL (Middle-End of Line)

MEOL(ミドルエンドオブライン)とは、トランジスタを作るFEOLと配線を積むBEOLの間にある工程で、トランジスタのソース・ドレインやゲートと、いちばん下の配線をつなぐコンタクトを作ります。微細化でコンタクトの抵抗が性能を左右するようになったため、20nm世代前後から独立した工程として扱われるようになりました。

目次6項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ

定義・解説

MEOL(Middle-End of Line:ミドルエンドオブライン)とは、半導体の前工程のうち、トランジスタを作るFEOLと、その上に配線を積み重ねるBEOLの間にある工程のことです。トランジスタのソース・ドレインやゲートと、いちばん下の配線の層をつなぐ電極(コンタクト)や、ごく近いトランジスタどうしをつなぐ局所的な配線を作ります。MOLと呼ばれることもあります。

以前は、コンタクトの形成はFEOLかBEOLのどちらかに含めて考えられていました。しかし微細化が進んでトランジスタが小さくなると、コンタクトが非常に細くなり、その部分の抵抗(コンタクト抵抗)がトランジスタの性能を大きく左右するようになりました。そこで、FinFETが登場した20nm世代前後から、この部分を独立した工程として扱うようになり、MEOLという呼び方が広まりました。

MEOLでは、ソース・ドレインの上に金属のシリサイドを作って抵抗を下げ、細い穴にタングステンやコバルトなどの金属を埋め込んでコンタクトを作ります。最先端の世代では、さらに抵抗の低いルテニウムやモリブデンの採用、ゲートの真上にコンタクトを置いて面積を減らす構造、裏面から電源をつなぐ技術との組み合わせなどが進められています。FEOL・MEOL・BEOLの3つに分けて考えるのが、現在のロジックの製造の一般的な整理です。

図解

シリコンウェハの上にFEOLのトランジスタ、MEOLのコンタクト、BEOLの多層配線が順に重なる位置関係

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MEOLはMOL(Middle of Line)と呼ばれることもある。

よくある質問(FAQ)

FEOL・MEOL・BEOLの違いは何ですか?
FEOLはウェハにトランジスタそのものを作る工程、MEOLはトランジスタのソース・ドレインやゲートと最下層の配線をつなぐコンタクトを作る工程、BEOLはその上に何層もの配線を積み重ねる工程です。いずれも前工程(ウェハ工程)の中の区分で、チップを切り出してパッケージに入れる後工程とは別のものです。
なぜMEOLという区分ができたのですか?
微細化でトランジスタとコンタクトが非常に小さくなり、コンタクトの抵抗がトランジスタの性能を大きく左右するようになったためです。材料や構造の工夫が必要な独立した課題になったことから、20nm世代前後のFinFETの時代から、FEOLとBEOLの間の工程として分けて扱われるようになりました。

設備の製造メーカー

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