研削砥石(グラインディングホイール)とは

Grinding Wheel

最終更新:2026-10-04・バックグラインダー・ダイシング・研磨装置|用語集のExcel・PDF版をダウンロード

研削砥石(グラインディングホイール)とは?

研削砥石(グラインディングホイール)とは、ダイヤモンドなどの硬い砥粒を結合材で固めた円盤やリング状の工具で、高速回転させて材料を削ります。半導体ではウェハの裏面研削で、粗い砥石で速く削ってから細かい砥石で仕上げる2段階が標準です。砥粒の細かさ(番手)と結合材の種類で、削る速さと面の品質が決まります。

定義・解説

研削砥石(グラインディングホイール:Grinding Wheel)とは、硬い砥粒を結合材で固めて円盤やリング状にした工具で、高速で回転させて材料の表面を削り取るのに使います。半導体では、ウェハの裏面を削って薄くするバックグラインド(裏面研削)、ウェハの外周の形を整える面取り、シリコンのインゴットやSiCなど硬い基板の加工に使われます。

半導体用の研削砥石では、砥粒にダイヤモンドを使うのが一般的です。砥石の性能は、砥粒の大きさ(番手)と、砥粒を固める結合材で決まります。番手は数字が大きいほど砥粒が細かく、裏面研削では、まず粗い砥石(#300〜#600程度)で速く削り、次に細かい砥石(#2000程度以上)で削った面の傷やダメージを減らす、という2段階の研削が標準です。結合材には、樹脂で固めるレジンボンド、セラミックス質で固めるビトリファイドボンド、金属で固めるメタルボンドがあり、削る速さ、面の粗さ、砥石の寿命のバランスを左右します。

研削砥石は、使ううちに砥粒が摩耗したり、削りくずが目詰まりしたりして切れ味が落ちるため、表面を整えて新しい砥粒を出す目立て(ドレッシング)を行います。裏面研削でウェハを数十μm以下まで薄くする場合は、研削で残る微細な傷や加工ダメージがチップの強度を下げるため、研削の後にポリッシュやエッチングでダメージ層を除きます。研削装置と砥石は、ディスコや東京精密などの装置メーカーと、砥石メーカーが組み合わせて最適化しています。

よくある質問(FAQ)

研削砥石の番手とは何ですか?▾
砥粒の大きさを表す数字で、大きいほど砥粒が細かくなります。裏面研削では、#300〜#600程度の粗い砥石で速く削ったあと、#2000程度以上の細かい砥石で削った面の傷とダメージを減らして仕上げるのが一般的です。
ドレッシングとは何ですか?▾
使っているうちに摩耗した砥粒や詰まった削りくずを取り除き、砥石の表面に新しい鋭い砥粒を出して切れ味を回復させる作業です。目立てとも呼ばれ、研削の品質を一定に保つために定期的に行います。

設備の製造メーカー

DISCO日本

「切る・削る・磨く」技術の世界的リーダー。ダイシングソー、グラインダで市場トップシェアを持ち、超薄ウェーハ加工…

旭ダイヤモンド工業日本

ダイヤモンド工具の総合メーカー。半導体向けにはダイシングブレード、ウェーハ用の研削ホイール、CMPパッドコンデ…

東京精密(Accretech)日本

日本の精密計測・半導体製造装置メーカー。ウェーハプロービングシステムおよびダイシング装置で高い技術力を誇る。

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