用語パッドコンディショナーバックグラインダー最終更新 2026-10-10出典 2件Excel・PDF版

グレージング(目つぶれ)とは

Glazing

グレージングとは、研磨を続けるうちに研磨パッドや砥石の表面がつるつるになり、削る力が落ちる現象です。CMPでは、パッドの凸部がつぶれて穴に研磨くずが詰まり、研磨速度の低下や研磨のむらを招きます。ダイヤモンドのディスクでパッドの表面を削り直すパッドコンディショニングで回復させます。

目次7項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連用語
  6. 比較・違いを学ぶ
  7. 出典・参考資料

定義・解説

グレージングとは、研磨や研削を続けるうちに、研磨パッドや砥石の表面がつるつるに滑らかになり(ガラスのように光ることから glaze と呼ばれます)、削る力が落ちてしまう現象です。CMPでは研磨速度の低下、砥石では切れ味の低下として現れます。

CMPの研磨パッドの表面には、本来は細かい凹凸と無数の小さな穴(ポア)があり、凸部がウェハに当たって削り、穴が研磨液をため込んで運びます。研磨を続けると、凸部が押しつぶされて平らになり、穴に研磨くずや固まった研磨液が詰まります。こうなるとパッドとウェハの間に研磨液が行き渡らず、研磨速度が下がり、ウェハの中での研磨のむら(均一性の悪化)やスクラッチも増えます。

対策は、ダイヤモンドの粒を付けた円盤(パッドコンディショナ)でパッドの表面を削り、凹凸と穴を作り直すパッドコンディショニングです。研磨と同時に行う方式と、研磨の合間に行う方式があります。研削の砥石でも同じように、砥粒の先が丸くなる目つぶれや、くずが詰まる目詰まりが起こるため、ドレッシングで表面を削って新しい砥粒を出します。

図解

CMPパッドのグレージング(目つぶれ)とパッドコンディショニングによる回復のサイクル
研磨速度の変化を監視して、コンディショニングの条件を決める。

よくある質問(FAQ)

グレージングが起こるとCMPにどんな影響がありますか?
研磨液がパッドとウェハの間に行き渡らなくなり、研磨速度が下がります。パッドの場所によって状態がばらつくと、ウェハの中での研磨のむら(均一性の悪化)が増え、詰まった研磨くずがスクラッチの原因になることもあります。
パッドコンディショニングはどのように行いますか?
ダイヤモンドの粒を付けた円盤をパッドに押し当てて動かし、表面を薄く削って凹凸と穴を作り直します。研磨と同時に行うインシチュの方式と、研磨の合間に行う方式があります。削りすぎるとパッドの寿命が縮むため、圧力や回数を調整します。

設備の製造メーカー

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比較・違いを学ぶ

出典・参考資料

  1. 精密工学会「パッド表面分析による研磨メカニズムの検討(第6報) 目詰まり状態における均一性悪化の検討」(2026/10/10 確認)
  2. ノリタケ「技術講座 よくわかるツルーイング・ドレッシング」(2026/10/10 確認)