LS9300ADとは
LS9300AD は、日立ハイテクが 2024年3月14日に発売したウェーハ表面検査装置です。パターンなしウェーハの表面と裏面の異物・欠陥を検査し、ウェーハの出荷・受け入れ時の品質保証や、デバイス製造工程の異物管理に使われます。
デバイスの微細化と複雑化に伴い、管理すべき欠陥・異物は小さくなり、高さの低い(低アスペクトな)微小欠陥まで含めた管理が求められるようになりました。一方で、生産量の増加に合わせて検査コストを抑える必要もあります。
LS9300AD は従来の暗視野レーザー散乱検査に加え、新たに DIC(微分干渉)検査機能を搭載しました。DIC 光学系がウェーハ表面の凹凸を高コントラストの画像にするため、散乱光では捉えにくい低アスペクトな微小欠陥を検出できます。高感度・高スループットの両面検査で、検査コストの削減と歩留まり向上に貢献するとしています。
主な特長
- •暗視野レーザー散乱検査+DIC(微分干渉)検査
- •低アスペクトな微小欠陥の検出
- •表面・裏面の両面検査を高感度・高スループットで
主な仕様
| 検査対象 | パターンなしウェーハ(表面・裏面) |
|---|---|
| 検出方式 | 暗視野レーザー散乱+DIC(微分干渉)検査 |
| 特徴 | エッジグリップ・回転ステージによる両面検査 |
| 主要用途 | ウェーハメーカーの出荷検査 |
※ メーカーの公開情報に基づく参考値です。構成・オプションにより異なります。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
スペック比較
複数の機種が掲載している項目を並べています。
| 項目 | KLASurfscan® SP7XP | 日立ハイテクLS9300AD |
|---|---|---|
| 検査対象 | パターンなしウェーハ(ベア・膜付き・レジスト) | パターンなしウェーハ(表面・裏面) |
| 検出方式 | DUV レーザー(位相差チャネル・垂直照明) | 暗視野レーザー散乱+DIC(微分干渉)検査 |
| 主要用途 | 5 nm 以下ロジック・先端メモリの装置/工程モニタ | ウェーハメーカーの出荷検査 |
1機種だけが掲載している項目(2件)
| 検出感度 | 12.5 nm | — |
|---|---|---|
| 特徴 | — | エッジグリップ・回転ステージによる両面検査 |
※ スペックは各メーカーの公開情報に基づく参考値です。メーカーが公表していない項目は「—」としています。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
主な用途
- •ウェーハメーカーの出荷検査、デバイスメーカーの受け入れ検査
- •半導体製造工程の異物管理
掲載カテゴリ
LS9300ADは次の装置カテゴリで他社製品と並べて掲載しています。
メーカー
日立ハイテク
世界をリードする計測・検査技術のパイオニア。電子顕微鏡技術を核とした「見る・測る・分析する」の総合力で、2nm/3nm世代の先端半導体製造をサポート。
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関連用語
出典・確認した公開情報
最終確認日:2026-10-05