ファブ運営・インフラ
CIMエンジニア(スマートファブ)
最終更新:2026-09-21
この職種は何をするのか
CIMエンジニアは、半導体工場を動かすソフトウェアとデータ基盤を担う職種です。どのロットをどの装置で処理するかを管理するMES、搬送を指示するシステム、装置とつながるSECS/GEM通信、APCやFDCといったデータ活用の仕組みを構築・運用します。300mm工場は人手を介さずシステムで動いているため、CIMが止まればライン全体が止まります。
仕事内容
MESの構築と運用
ロットの進捗、レシピの指定、装置の状態を管理するMESを構築・改修し、24時間止まらない運用を支えます。新工程や新製品の追加のたびに設定の変更が発生します。
装置接続とデータ収集
SECS/GEMなどの通信規格で装置と上位システムをつなぎ、プロセスデータやアラームを収集します。装置メーカーごとの仕様の違いを吸収するのが地道ですが重要な仕事です。
APC・FDCの実装
装置データを使って加工条件を自動補正するAPCや、異常を検知するFDCを実装します。プロセスエンジニアが設計したロジックを、量産で安定して動く仕組みにします。
データ解析基盤とAI活用
歩留まり解析やバーチャルメトロロジー、予知保全のためのデータ基盤を整備し、機械学習モデルを量産ラインに組み込みます。
担当する工程・装置
必要になる知識・用語
主な企業
関連する技術比較
よくある質問
情報系の出身でも就けますか?
就けます。CIMはIT系人材が最も入りやすい半導体の職種です。データベース・ネットワーク・システム開発の経験が生き、半導体の工程知識は入社後に身につけるのが一般的です。
社内SEとは何が違いますか?
対象が事務システムではなく、装置と生産ラインに直結した制御システムである点です。システムの停止が即座に生産停止につながるため、可用性と変更管理への要求がきわめて厳しくなります。
スマートファブで仕事はどう変わりますか?
データを集めて見える化する段階から、機械学習で装置を自動制御・予知保全する段階へ移りつつあります。データサイエンスと工場システムの両方が分かる人材の需要が伸びています。