事業・サプライチェーン
半導体の標準化(SEMI・JEDEC)担当
最終更新:2026-09-28
この職種は何をするのか
半導体の標準化担当は、SEMI(製造装置・材料の業界団体)やJEDEC(メモリなどデバイスの標準化団体)といった場で、業界共通の規格づくりに参加する職種です。FOUPの寸法、装置とホストの通信(SECS/GEM)、DDR5やHBMのインターフェース、チップレット接続のUCIeなど、半導体は多くの標準の上に成り立っています。自社に有利な仕様を規格に入れることも、規格に遅れず対応することも、事業上の重要な課題です。
仕事内容
規格策定への参加
標準化団体の委員会やタスクフォースに参加し、新しい規格の提案・議論・投票に関わります。議論は英語で、各国の競合企業と行います。
自社技術の反映
自社の技術や製品が有利になる仕様を提案し、社内の技術部門と連携して根拠となるデータを準備します。
規格への適合
新しい規格が決まったら、自社の製品が適合するよう設計部門に展開し、適合試験や認証の手続きを進めます。
業界との調整
顧客・サプライヤー・競合と、規格の解釈や移行時期を調整します。標準化の場で築いた人脈が、業界の動向を早くつかむ情報源にもなります。
担当する工程・装置
必要になる知識・用語
UCIeUniversal Chiplet Interconnect Express (UCIe)DDR5(第5世代SDRAM)DDR5 SDRAMHBM(高帯域幅メモリ)High Bandwidth MemoryPCIe(PCI Express)PCIe (PCI Express)CXL(Compute Express Link)Compute Express LinkFOUP(フープ)Front Opening Unified PodFOSB(ウェハ出荷容器)FOSB (Front Opening Shipping Box)ロードポートLoad Portオリフラ・ノッチOrientation Flat / Notch
主な企業
関連する技術比較
よくある質問
専任の職種として存在しますか?
大手企業には標準化の専任者や専門部署があります。多くの企業では、設計・装置・品質の技術者が本業と兼務で委員会に参加しています。
どんな経験が役立ちますか?
対象の技術分野での深い経験と、英語での議論・交渉の力です。規格の文章は細部の言い回しで意味が変わるため、正確に読み書きする力も欠かせません。
標準化は事業にどう影響しますか?
自社の技術が規格に採用されれば市場で有利になり、規格への対応が遅れれば製品が顧客に採用されなくなります。特許と組み合わさると、ライセンス収入にもつながります。