DFL7362(ステルスダイシング)
ウェーハ内部にレーザーの焦点を合わせて改質層をつくるステルスダイシング(SD)方式のディスコのレーザーソー。前機種 DFL7361 比でスループット 30% 向上。
DFL7362とは
DFL7362 は、ディスコの Φ300mm 対応ステルスダイシング(SD)レーザーソーです。ウェーハの内部にレーザーの焦点を合わせて分割の起点となる改質層(SD 層)をダイシングライン上につくり、そのあとテープを拡張して個片化します。表面を削らないため、切削くずが出にくく、汚染に弱いワークに向きます。
限られたパッケージ空間に多くのフラッシュメモリを積層するには、薄いダイを高品質に作る必要があります。DFL7362 は薄いシリコンウェーハの加工を想定しており、ディスコが多くのメモリメーカーに提供してきた SDBG(研削前のステルスダイシング)プロセスを支える装置です。
プラットフォームの改良と加工軸の高速化でワーク搬送時間を短縮し、前機種 DFL7361 比でスループットを 30% 高めました。ウェーハ搬送とフレーム搬送の兼用、加工中のカーフチェック、ウェーハ厚の測定機能も備えます。販売開始は 2018年12月です。
主な特長
- •ステルスダイシング(内部改質層+テープ拡張で分割)
- •前機種 DFL7361 比でスループット 30% 向上
- •ウェーハ/フレーム搬送の兼用
- •加工中のカーフチェック・ウェーハ厚測定
主な仕様
| 対応ウェハ径 | 300 mm |
|---|---|
| 加工方式 | ステルスダイシング(内部改質層+テープエキスパンドで分割) |
| 特徴 | カーフチェック・ウェーハ厚測定機能、ウェーハ/フレーム搬送の兼用 |
| 主要用途 | 積層フラッシュメモリ向け薄ウェーハの個片化(SDBG) |
※ メーカーの公開情報に基づく参考値です。構成・オプションにより異なります。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
スペック比較
複数の機種が掲載している項目を並べています。
| 項目 | DISCODFL7362(ステルスダイシング) | ASMPTALSI LASER1205 | 浜松ホトニクスステルスダイシングエンジン™(SDE) |
|---|---|---|---|
| 主要用途 | 積層フラッシュメモリ向け薄ウェーハの個片化(SDBG) | パワー・IC・メモリの薄ウェーハダイシング/グルービング | MEMS・メモリ・車載パワーデバイスのダイシング |
| レーザー方式 | — | マルチビーム(V字型回折光学素子 V-DOE) | ステルスダイシング(内部改質層形成) |
| 対応材料 | — | Si・GaAs・Ge・SiC(IR機は非Si材料向け) | Si 等(用途別に加工条件を最適化) |
1機種だけが掲載している項目(7件)
| 対応ウェハ径 | 300 mm | — | — |
|---|---|---|---|
| 加工方式 | ステルスダイシング(内部改質層+テープエキスパンドで分割) | — | — |
| 特徴 | カーフチェック・ウェーハ厚測定機能、ウェーハ/フレーム搬送の兼用 | — | — |
| 対応ウェハ厚 | — | 10 ~ 250 μm | — |
| 位置決め精度 | — | 1.5 μm 未満 | — |
| 製品形態 | — | — | ダイシング装置搭載用のレーザー・光学ユニット |
| 光学系 | — | — | LCOS-SLM 搭載の LBA(Laser Beam Adjuster) |
※ スペックは各メーカーの公開情報に基づく参考値です。メーカーが公表していない項目は「—」としています。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
主な用途
- •積層フラッシュメモリ向け薄ダイの個片化
- •SDBG(研削前ステルスダイシング)プロセス
掲載カテゴリ
DFL7362は次の装置カテゴリで他社製品と並べて掲載しています。
メーカー
「切る・削る・磨く」技術の世界的リーダー。ダイシングソー、グラインダで市場トップシェアを持ち、超薄ウェーハ加工の完全ソリューションを提供。