QUIXACE®-II(ラージバッチ成膜装置)
KOKUSAI ELECTRIC の 300mm ラージバッチ式サーマルプロセス装置。温度制御・搬送・真空ガス置換・冷却の要素技術でサイクル時間を短縮した。
QUIXACE-IIとは
QUIXACE-II(クイックエースⅡ)は、KOKUSAI ELECTRIC の 300mm ウェーハ対応 ラージバッチ式サーマルプロセス装置です。同社のコア技術である温度制御、自動搬送、真空・ガス置換、冷却、成膜の各技術を結集し、サイクル時間を大きく短縮して高いスループットを実現しました。
成膜プロセス装置としては CVD 膜・酸化膜の形成に、トリートメント(膜質改善)装置としては酸化・拡散・低温/高温アニールに使われます。ロット処理能力は同社比で最大 1.25 倍です。
深い溝形状への均一な成膜、低温での高精度・高品質な成膜を特長とし、ヘルスチェック機能もオプションで用意しています。同じラージバッチ系には最大 1.75 倍の AdvancedAce-II、真空ロードロックを備えた EPI 向けの QUIXACE-LV があります。
主な特長
- •最大 1.25 倍のロット処理(同社比)
- •深溝形状への均一な成膜
- •低温で高精度・高品質な成膜
- •ヘルスチェック機能(オプション)
主な仕様
| 対応ウェハ径 | 300 mm |
|---|---|
| 方式 | ラージバッチ縦型炉 |
| 処理 | CVD 膜・酸化膜形成、酸化・拡散・アニール |
| 特徴 | 最大 1.25 倍のロット処理(同社比)・深溝への均一成膜 |
※ メーカーの公開情報に基づく参考値です。構成・オプションにより異なります。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
スペック比較
複数の機種が掲載している項目を並べています。
| 項目 | Applied MaterialsProducer® XP Precision® CVD | 東京エレクトロン(TEL)Triase+™ W(枚葉式W-CVD) | Lam ResearchVECTOR®(PECVD) | Kokusai Electric(国際電気)QUIXACE®-II(ラージバッチ成膜装置) | ULVAC(アルバック)CME-200E(PE-CVD) |
|---|---|---|---|---|---|
| 方式 | CVD(Producer プラットフォーム・Twin Chamber) | 枚葉式 CVD(SFD 核付け層+通常膜、ランプ加熱) | PECVD(クアッドステーションモジュール) | ラージバッチ縦型炉 | PE-CVD(27.12 MHz 高密度プラズマ、トレイ搬送) |
| 対象膜 | 3D NAND 積層膜・Saphira APF などのハードマスク | W(タングステン) | ハードマスク・反射防止膜・パッシベーション・3D NAND 積層膜 | — | SiO₂・SiNx・SiON・a-Si・TEOS-SiO₂ |
| 主要用途 | 3D NAND の交互積層・DRAM の高アスペクト比加工用膜 | コンタクトプラグ・ビアフィル | 層間絶縁膜・ハードマスク・ウェーハ応力管理膜 | — | パワーデバイス・LED・LD・MEMS |
| 対応ウェハ径 | 300 mm | 300 mm | — | 300 mm | — |
| シリーズ構成 | — | Triase+ EX-II TiN/Ti/TiN/W/SPAi | VECTOR/TEOS/AHM/MD/Strata/DT/TEOS 3D | — | — |
1機種だけが掲載している項目(3件)
| 処理 | — | — | — | CVD 膜・酸化膜形成、酸化・拡散・アニール | — |
|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | — | — | — | 最大 1.25 倍のロット処理(同社比)・深溝への均一成膜 | — |
| 対応基板 | — | — | — | — | 200 mm 角(CME-400E は 300×400 mm、CME-500E は 500 mm 角) |
※ スペックは各メーカーの公開情報に基づく参考値です。メーカーが公表していない項目は「—」としています。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。
主な用途
- •CVD 膜・酸化膜の形成
- •酸化・拡散・アニール
掲載カテゴリ
QUIXACE-IIは次の装置カテゴリで他社製品と並べて掲載しています。
メーカー
Kokusai Electric(国際電気)
バッチ式縦型CVD・熱処理装置の世界的リーダー。酸化・窒化・ALD成膜を高スループットで実現し、DRAM・NANDのゲート絶縁膜形成に不可欠。
CVD装置のほかの製品
Kokusai Electric(国際電気)のほかの製品
関連用語
出典・確認した公開情報
最終確認日:2026-10-06