SEMI S2(装置の安全ガイドライン)とは

SEMI S2

最終更新:2026-10-03・工場インフラ・前工程装置|用語集のExcel・PDF版をダウンロード

SEMI S2(装置の安全ガイドライン)とは?

SEMI S2とは、業界団体SEMIが定めた半導体製造装置の環境・安全・衛生(EHS)のガイドラインで、事実上の世界標準です。電気・化学物質・火災・地震・レーザー・人間工学など幅広い分野の設計基準を定めています。法律ではありませんが、多くの半導体メーカーが購入時に適合を求めるため、第三者の評価機関による評価が一般的です。

定義・解説

SEMI S2とは、国際的な半導体の業界団体SEMIが定めた、半導体製造装置の環境・安全・衛生(EHS)に関するガイドラインです。正式名称は「Environmental, Health, and Safety Guideline for Semiconductor Manufacturing Equipment」で、装置が作業者や工場の設備、環境に危険を及ぼさないよう、設計の段階で満たすべき基準を幅広く定めています。半導体製造装置の安全の分野で、事実上の世界標準として扱われています。

SEMI S2の対象は多岐にわたります。感電を防ぐ電気の設計、化学物質やガスの漏洩と排気、火災の防止、地震への備え、レーザーや放射線・電磁波、可動部による挟まれ、高温部への接触、騒音、人間工学(作業のしやすさ)、緊急停止の仕組み、取扱説明書や警告表示などです。個別の分野については、人間工学のSEMI S8、火災のリスク評価のSEMI S14、電気設計のSEMI S22などの関連するガイドラインと組み合わせて使われます。

SEMI S2は法律ではありませんが、多くの半導体メーカーが装置の購入仕様書でSEMI S2への適合を求めるため、装置メーカーにとっては実質的に必須の基準です。適合の確認は、第三者の評価機関が装置を評価して報告書を作成する形で行われるのが一般的です。各国の法規制(日本の労働安全衛生法や高圧ガス保安法、欧州のCEマーキングなど)とあわせて、装置の安全設計の基盤になっています。

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よくある質問(FAQ)

SEMI S2は法律ですか?▾
法律ではなく、業界団体SEMIが定めた自主的なガイドラインです。ただし、多くの半導体メーカーが装置を購入する際の仕様書でSEMI S2への適合を求めているため、装置メーカーにとっては実質的に必須の基準になっています。各国の法規制とは別に満たす必要があります。
SEMI S2の適合はどう確認しますか?▾
一般的には、第三者の評価機関が装置の設計と実物を評価し、各項目への適合状況をまとめた報告書を作成します。装置メーカーはこの報告書を顧客である半導体メーカーに提出して、安全性を示します。

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