X線検査装置(2D・CT)メーカー2社

X線検査装置は、パッケージにX線を透過させて内部の構造を画像化する非破壊検査装置です。はんだボールやバンプの形状・ボイド、ワイヤの曲がりや断線、ダイアタッチのボイドなど、外からは見えない接合部の状態を確認できます。透過像を見る2D検査に加え、試料を回転させて撮影した多数の画像から立体像を再構成するCT(コンピュータ断層撮影)で、積層パッケージの内部を断面ごとに観察できます。不良解析に使う手動検査機と、量産ラインで全数を見る自動検査機があります。

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主要特徴

X線の透過像でパッケージ内部の接合部を非破壊で観察する
はんだのボイド・ブリッジ、ワイヤの曲がり・断線を検出する
CTで立体像を再構成し、積層パッケージを断面ごとに観察できる
不良解析用の手動機(MXI)と量産ライン用の自動機(AXI)がある
X線管の焦点サイズと検出器の性能が分解能を決める

よくある質問

2D検査とCT検査の違いは何ですか?▾
2D検査は1方向からの透過像を見るため、上下に重なった構造は1枚の画像に重なって写ります。CT検査は試料を回転させながら多数の角度で撮影し、コンピュータで立体像を再構成するため、任意の断面を切り出して観察できます。CTは時間がかかりますが、積層されたチップやバンプの解析に向いています。
X線検査でデバイスが壊れることはありますか?▾
X線の照射量が多いと、メモリなど一部の半導体デバイスの特性に影響することがあります。そのため検査装置には、必要な画質を得ながら照射量を抑える機能や、照射量を管理する仕組みが備えられています。

代表製品・スペック

製品写真
Nordson

Quadra™ 7 Pro

後工程の半導体向けの 2D/3D 手動 X 線検査装置(MXI)。デュアルモードの Quadra NT4 X 線管と Onyx 検出器を搭載する。

区分手動 X 線検査(MXI)、2D/3D
X 線管Dual Mode Quadra NT4(高分解能/高フラックス)
検出器Onyx
ソフトウェアRevalution

※ スペックは公開情報に基づく参考値です。正確な仕様はメーカーへお問い合わせください。

メーカー

2社の主要メーカー

Nordson米国

精密ディスペンシング・封止・接合・検査装置の総合メーカー。半導体後工程のフラックス塗布、ポッティング、AOI検査システムを展開。

ディスペンシング装置
フラックスジェットアンダーフィルシステム
検査装置
X線検査システムAOI
  • •半導体封止・接着剤ディスペンシング装置のグローバルリーダー
  • •ASYMTEK部門によるフラックスジェット・アンダーフィル技術
会社詳細
日立パワーソリューションズ日本

日立グループのエネルギー・産業ソリューション企業。半導体分野では、超音波映像装置 FineSAT シリーズで半導体パッケージやウェーハ接合部の剥離・ボイド・クラックを非破壊で検査する装置を手掛け、産業用 X 線検査装置も展開する。

超音波映像装置
FineSAT 7FineSAT ⅤFineSAT HRWAFER LINE
X線検査装置
産業用X線検査装置
  • •FineSAT シリーズの超音波映像装置(SAT)
  • •透過法で直径 300mm ウェーハを一括検査できる機種(FineSAT 7)
会社詳細

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