コプラナリティ(端子の平坦度)とは

Coplanarity

最終更新:2026-10-04・パッケージング装置・最終テスト装置|用語集のExcel・PDF版をダウンロード

コプラナリティ(端子の平坦度)とは?

コプラナリティとは、パッケージのリードの先端やはんだボールの下端が、どれだけ同じ平面にそろっているかを表す値です。端子の高さがそろっていないと、浮いた端子がはんだに届かずに接合不良が起こります。リードの変形やボールの大きさのばらつき、パッケージの反りが原因で、3次元の外観検査で全数を測って管理します。

定義・解説

コプラナリティ(Coplanarity)とは、パッケージのリード(端子)の先端やはんだボールの下端が、どれだけ同じ平面にそろっているかを表す値です。英語で「同一平面性」を意味します。一般に、パッケージを平らな面に置いたときに、最も低い3点などで決まる面(シーティングプレーン)から、各端子がどれだけ離れているかの最大値で表し、値が小さいほど端子の高さがそろっていることを示します。

コプラナリティは、はんだ付けの品質に直結します。プリント基板にパッケージを実装するとき、基板の上にはんだペーストを印刷し、その上に部品を載せてリフローで溶かして接合します。端子の高さがそろっていないと、浮いている端子がはんだに届かず接合されない(オープン)不良や、接合の強度の不足が起こります。リードを持つSOPやQFPでは、リードの曲がりや変形、BGAではボールの大きさのばらつきやパッケージの反りが、コプラナリティを悪くする主な原因です。

規格では、パッケージの種類や端子の間隔に応じて、コプラナリティの上限がJEDECなどの外形規格で定められ、一般に数十〜100μm程度の値が使われています。製造では、テストや出荷の前に、レーザーやカメラを使った3次元の外観検査装置ですべてのパッケージの端子の高さを測り、規格を外れたものを除きます。端子の間隔が狭いパッケージや大型のパッケージほど要求は厳しくなり、搬送やトレイへの収納でリードを曲げないような取り扱いも重要です。

よくある質問(FAQ)

コプラナリティはどう測りますか?▾
レーザーやカメラを使った3次元の外観検査装置で、パッケージのすべての端子の高さを測ります。パッケージを置いたときに支える面(シーティングプレーン)を求め、そこから各端子がどれだけ離れているかの最大値をコプラナリティとして評価します。
コプラナリティが悪いとどうなりますか?▾
実装のときに一部の端子が基板のはんだに届かず、接合されない(オープン)不良や、接合の強度が足りない不良が起こります。そのため規格を外れたパッケージは出荷前の検査で取り除き、搬送や収納でもリードを曲げないように扱います。

設備の製造メーカー

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