用語パッケージング装置マスク製造装置最終更新 2026-10-07出典 1件Excel・PDF版

フィデューシャルマークとは

Fiducial Mark

フィデューシャルマークとは、装置のカメラなどが位置を正確に認識するために、基板・ウェハ・マスクに付ける基準の目印です。マウンターやダイボンダー、フリップチップボンダー、ダイシング装置、プローバーがマークを読み取って位置を補正します。EUVマスクブランクスでは、欠陥の位置を記録する基準にも使われます。

目次8項目
  1. 定義・解説
  2. 図解
  3. よくある質問
  4. 設備の製造メーカー
  5. 関連する製品
  6. 関連用語
  7. 比較・違いを学ぶ
  8. 出典・参考資料

定義・解説

フィデューシャルマーク(Fiducial Mark)とは、装置のカメラなどが位置を正確に認識するために、基板・ウェハ・マスクなどに付けておく基準の目印のことです。英語のfiducialは「基準となる」という意味で、認識マーク、基準マークとも呼ばれます。十字や円、四角などの単純な形で作られ、周囲とのコントラストがはっきりして画像で認識しやすいように設計されます。

実装の分野では、プリント基板に部品を自動で搭載するマウンターが、基板の角などに置いたフィデューシャルマークを読み取り、基板の位置・回転・伸び縮みを補正してから部品を載せます。半導体の後工程でも、ダイシング装置がウェハ上のマークで切断の位置を決め、ダイボンダーやフリップチップボンダーがチップと基板のマークを認識して位置を合わせ、ウェハプローバーがマークを使ってプローブ針とパッドの位置を合わせます。微細なバンプのピッチが狭くなるほど、マークの認識の精度が組立の品質を左右します。

フォトマスクの分野では、マスクブランクスに付けたフィデューシャルマークが重要な役割を持ちます。EUV用のマスクブランクスには、多層膜の中に除去できない微小な欠陥が残ることがあるため、ブランクスの段階でフィデューシャルマークを基準に欠陥の位置を記録しておき、回路パターンを描くときに欠陥が吸収体の下に隠れるよう配置をずらすといった対策がとられます。露光でパターンの層どうしを重ねるために作るアライメントマークも、広い意味では同じ役割の目印です。

図解

フィデューシャルマーク(基準マーク)を読む装置と用途
フィデューシャルは「基準となる」という意味。

よくある質問(FAQ)

フィデューシャルマークとアライメントマークの違いは何ですか?
どちらも位置を合わせるための目印で、役割は共通しています。フィデューシャルマークは実装や組立、マスクなどで装置が位置を認識する基準マーク全般を指すことが多く、アライメントマークは主に露光でパターンの層どうしを重ね合わせるためにウェハ上に作る目印を指します。
プリント基板のフィデューシャルマークは何のためにありますか?
部品を自動で載せるマウンターが基板の位置・回転・伸び縮みを読み取り、搭載する位置を補正するためです。基板の対角などに2〜3か所置くのが一般的で、細かい部品ほど正確な補正が必要になります。

設備の製造メーカー

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型番は各社の公式製品ページで確認したものです。出典のリンクは各製品ページに載せています。

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出典・参考資料

  1. TOWAレーザーフロント「ウェハマーカ SL473 シリーズ 製品ページ」(2026/10/07 確認)